私がランチに行きたくなかったワケ

昨日集まった彼女たちとは、夜に会うことが多い。
ピアノのEは独身でバリバリ演奏に指導に活躍している人で
しかも年の半分はパリに住んでて(羨ましい…憧れのライフスタイル…)とっても美食家。
 (でもEは“まみみが羨ましい!”って言うのよ。
   家庭を持って子供もいて自分の楽しみのためだけにバイオリン弾いているから、って)
そのEが美味しいお店を見つけてきては招集をかけてくれるので、食べて飲んで、の会が多くなる。

でも今回は、もう一人の現役バリバリのCちゃんがずっと猛烈に忙しくて、
この日の昼間ならちょっと時間がとれるー!と言うので
彼女のテリトリーに近いタマタカのASOに集まってサクッとランチをすることになったわけ。

でも、これが初めてではない。
ちょうど二年前のこの時期にも、全く同じ理由で全く同じ場所に集まったのだ。
そしてその時、私は人生の中で多分5本の指に入る苦しい体験をしたのだ・・・

二年前のその日、私は少し早めに行って、
日ごろほとんど来ることのないデパートを物珍しく歩き回り
地下で夕食のものをしっかり仕込み
「さあ!時間の限りたっぷりしゃべるぞー!」と張り切ってランチに臨んだ。
車だから飲みはしないけど、食べてしゃべってもちろん楽しかった。
場所をかえてさらに会は続く。
アイスティーを飲み終わって、もう一杯何か…と思うあたりから…
胃が焼けるように痛くなってきた。気持ちも悪い。苦しい。
せっかく会って盛り上がっているみんなに気付かれないように
ちょっと、とトイレに行ってガードルを脱いだ(!)。少しマシかなぁ。
席に戻って話に加わったけど、どうにも耐えられなくなってきた。
せいいっぱいさりげなく、ごめんね、お先に、と席を立った。
車に戻るや否やブラジャーのホックもはずし、
とにかく早く帰ろう!と車を出した。

ところが走り出して間もなく、猛烈な吐き気!
走りながら食料品をレジ袋から全部出して、
袋を重ねてシンナー中毒みたいに(古い?)口に押し当て
信号待ちのたびにもどす。もどす。
でもそう都合よく信号にかからないから、こみ上げる吐き気を我慢・・・
涙ポロポロ、だめだ、次の信号までもたないかも、
あー間にあった、あ、もう青だ…

道はあの広い246。走っているのはいちばん中央線寄り。
車線変更繰り返して左に寄って止める余裕もない。
それに早く帰りたい。ひたすら走る。吐く。
よくぞ事故らなかったと思う。辛かった~~・・・

ノロウィルスだった。突然発症するとは。前触れなし。

今回のお誘いの時、ちらっと思い出したけど、その時は元気だったから気にしなかった。
でもその後長ーい風邪。さらに捻挫。
十日以上半径1㌔以内で暮らしていたら気持ちも内向的になっちゃって
・・・またあんなことになったら・・・方角が悪いのかも・・・
行きたくない。行かないほうがいいかも。その日の朝まで思っていた。

でも結果は昨日書いたとおり。
あえて二年前と同じに早く行って地下で食料品も買い込んだ。
でももちろん何も起こらず、たっぷりしゃべってむしろ元気になって帰ってきた。
タマタカの呪縛は解けたわ。

今回の教訓・・・案ずるより産むがやすし。苦手意識は早くやっつけた方が得策。

by mamimi-loves-leo | 2010-02-24 21:57 | 考えたこと | Comments(2)

Commented by けらら at 2010-02-24 23:49 x
えーっ、そんな事があったのー、かわいそうー!苦しかったでしょう。何かに、まみみさんだけが中ったの?
Commented by mamimi-loves-leo at 2010-02-25 17:43
けらら。

ノロウィルスって、魚貝が持っていることもあるけど人からも移るの。
毎年冬に流行するのよ。「お腹の風邪」ね。
ちなみに私のあと、下の娘にもれなく移りました^_^;