見えるもの見えないもの

昨日の記事で映画「シックスセンス」のことをちらっと書いたけど
この映画は私の大好きな映画のひとつ。

シックスセンス The sixth sence
タイトルの意味する「第六感」、五感を超えたもの。普通の人には持ちえない感覚。
不幸にも特別な力を持って(与えられて)しまった少年の話だ。

 彼には亡くなった人の霊が見えてしまう。いや、霊などという生易しいものじゃない。
 不幸な亡くなり方、突然の不慮の死など、この世に思いを残して死を受け入れられない人が
 亡くなったときのままの姿で彼の前に現れて彼に救いを求めるのだ。

 そんなものが見えちゃったら、しかも幼い少年、怖くてたまらない。
 母親にもうまく伝え理解してもらうことができない。
 一人でおびえ続ける少年の想像を絶する苦しみ、孤独。

 彼は一人の精神科医(ブルース・ウィルス)に助けを求めて、
 逃げずにまっすぐ死者の声を受けとめようとする。
 そして映画はこの後実に驚くべき感動のフィナーレまで進む・・・


見終わって号泣、とかそういう感動ではなく、
前半は恐怖と孤独に押しつぶされそうな少年の気持ち、環境に胸をふさがれ、
ブルース・ウィルスと共に克己への道を歩む少年の勇気に目を離せなくなり
そして映画史上に残る鮮やかな結末、救い、希望。
名作です。

見えてしまうといえば、私、れおと暮らすようになって
外で会う犬たちの気持ちが見えるようになってきてしまった。
しまった、というのは、楽しそうな嬉しそうな犬ばかりではないから・・・
先日も、人も車も多い商店街をノーリードでシェルティーを連れている人を見てしまった。
道を横切る時もほとんど振り向きもせずにずんずん歩いていく。
リボンを付けた女の子ちゃんらしいシェルティーは、お利口に一生懸命着いていく。
道行く人は、少し驚くけど微笑ましそうに、いい子ねー、すごいわねー、と見送る。
きっと以前なら私もそうだったと思う。
シェルティーちゃんは胸を張って誇らしげだった、と思ったと思う。

でももうだめだ。シェルティーちゃんの必死さが見えてしまう。
自転車にひるみ、車にひるみ、少し離れてしまった飼い主さんを必死で目で追っている。
微笑んでなんて見られなかった。しばらくその場から動けずにいた。
見ぬもの清し、見えぬもの清し、ではもういられなくなった。

でもまずはれおa0157174_2124457.jpg
れおがこの町でちゃんと暮らせるように
教えていかなくては。
この町の人に嫌われないように。
迷惑をかけないように。
そしてみなさんに
可愛がってもらえるように。
明日は晴れるらしい。
今日はちょこっと散歩だったけど
また明日からササミの力を借りて
車にガウガウしない練習!

by mamimi-loves-leo | 2010-04-28 21:32 | 考えたこと | Comments(2)

Commented by まろん at 2010-04-28 22:33 x
シックスセンス私も見終わったあとに、
なるほど!!こんなおちが!と感動と驚きで
もう一度見直しましたよ~。
なるほど!なるほど!ここでこんな
ヒントがあったじゃないの~と、あとから
楽しめました。いい映画でしたよね。
シャッターアイランドも前評判が心をくすぐり、
見るのを楽しみにしていますよ~。
シェルティちゃんかわいそうに・・・。
周りにもいます。つながれっぱなしで
寒そうに震えていたり、老犬でよぼよぼなのに
中に入れてもらえなかったり。
散歩で通るたびに胸が苦しくて・・・。
みんな幸せに暮らして欲しいと切に願います。
Commented by mamimi-loves-leo at 2010-04-28 23:29
そう!見事に伏線が張り巡らしてあるのよね!
シャッター・アイランドもそうなんだけど、伏線なのか否か
むずかしいところもあって
私はきっともう一度見ると思います。なんか気が済まない・・・
ワンコは本当に飼い主が好きで健気なだけにかわいそうになっちゃう。
「犬を飼う」ということへの考え方がいろいろなんでしょうけどね。
せめて自分の犬だけでも幸せにしなくちゃ、
まずは自分の頭の上のハエ(ガウガウ問題)から、と思っています。
まだまだ時間がかかりそう~(T_T)