ほんとの「ちょっといい話」

昨日、外国人のひどい飼い主のことを書いちゃったので、今度こそ「ちょっといい話」を。

れおと毎朝遊ぶお友だちの一人、Bくん。
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トイプーぐらいの大きさで、黒柴みたいな色で、ジャックラッセルのような活発さで
でも小さなシェパードのようなシャープさもあり。
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れおとはもう一年ぐらい毎日遊んでいて、
ワンコの出勤時間がバラケた今でもBくんとはよく一緒になります。
元気一杯の弾丸ボーイで、飼い主さんを引きずるように走り回ります。

飼い主さんは、東洋系のアメリカ人男性で(奥さまは日本人)、
韓流スターのような優しそうな涼しげな眼差しの方。
日本に来てまだ二年経つか経たないかだと思うけど、日本語はほぼ完璧。

最初に会った時に、何の犬種ですか?と訊いたら
「ワカラナインデスネー。MIXミタイナカンジ。」と。
日本に来る予定もまだ全くなかった3、4年前に、アメリカの保護犬センターで出会ったと言います。
「ダカラ、トシモワカラナインデスネー。4サイヨリハ上。」

それ以上のことは聞いていなかったのですが、最近こんなことを話してくれました。

保護犬センターでひと目見て、すぐに引き取ろうと思ったこと。

「デモ、シェパードミタイな大きな犬のパピーだと思ったんデスネー。
 ダカラ、大きなベッドも買ったンデスネー。
 デモ、いつまでたってもゼンゼン大きくならなかったンデスネー。
 このマンマデシタ。」

なるほどー、確かにシェパードの雰囲気がちょっとあるものねー。

「小さな小さなパピーだと思ッタラ、オッサンデシタ。
 もう今、チョットくちのトコロ、白いデス。」

そう言って、彼はBくんをひょいっと抱き上げて、すりすり頬ずりして

オッサンダカラ、サムイネー。」と言って自分のマフラーで包んであげてました。
これが、ワンコと暮らし遂げる、ということだなぁ・・・とジーンとしました。





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by mamimi-loves-leo | 2011-11-24 23:25 | 考えたこと | Comments(4)

Commented by chi---chi at 2011-11-25 07:08
日本人とか外国人とか関係なく、大切にする人はするし、酷い人は酷いんですよねぇ・・・・
この外国人の方、とっても素敵だな~^^
こういうわんこを大切にする人、素晴らしいですよね!
最近、外国の動物保護の番組(フィラデルフィア動物警察など)を観ていますが、どこの国にも酷い人いるんだなぁと思いつつ、動物警察があり、愛語団体、裁判所とで連携して動物を救うところが日本とは違うなって感動です。
Commented by まろん at 2011-11-25 20:45 x
うんうん。正真正銘いいお話。
読んでてじーんときちゃいました。
ユーモラスな語り口。お会いしたくなっちゃいました。
でも、パピーだと思った・・・って。おもしろーい。
わからないものなんでしょうかね(笑)
Bくん幸せになれてよかったね。
Commented by mamimi-loves-leo at 2011-11-25 21:38
chi---chiさん。
そうなんです。たまたま昨日書いた人が帰国する外国人だっただけで
れおの公園には外国人も多いですが、皆さんあちらから連れてきたり
帰るときには必ず連れてお帰りになります。
日本はワンコの入国に厳しいとかで、
ワンコだけ成田で何日も止めおかれて、すごく心配で寂しくて~、
やっと迎えに行けた日の嬉しかったこと!って
涙ぐみつつ話してくれる人もいるんですよ。
Commented by mamimi-loves-leo at 2011-11-25 21:48
まろんさん。
そうなの、すごくユーモアのある楽しい方なんです。
今朝は「寒いから」と可愛いセーターを着せて来たので、
「やっぱり(寒がり方が)違いますか?着せると。」と訊いたら
「ヒトツ、はっきり違いマスネ。
 すごく嫌がって動かなくナリマス。キライみたいネ。」って。
愛されてますよー、Bくん(^^)/