悲しいお知らせを受けて

昨日の夜、私の親しい友人から、
彼女のご主人様が亡くなった、との連絡を受けました。

まだ50代の働き盛り、責任感の強い、周りの方から大きな信頼を寄せられているお立場、
ご自分の体調は後回し、我慢に我慢を重ねられたのでしょう、
痛みに耐えかねて昨年末に病院を受診した時には
           ・・・もう大変重篤な状態にある、との診断だったそうです。

最初に告げられた余命はひと月、もし経過が良くても桜は無理、と言われていたのに、
パパ、頑張られたのですね、
告知から半年、ご家族と一緒にご自宅で過ごして、ご自宅で最期の時を迎えられたそうです。

私と彼女は同窓生。彼女が一学年下。
小学生のときからずっと、ごくごく近い所ながら幅細い平行線のように
交わることなく同じような軌跡をたどり、
初めてお互いの線が交わったのは17年前、お互いの長女の幼稚園入園がきっかけでした。

そこで初対面として挨拶を交わし、その後いろいろ知るようになったら驚くほどの共通点。
小学校から同窓だったこと、進学先も学部は違うけれど同じ大学。
二人の女の子の母で、長女も次女も同級生。家も近所、夫も同業。
楽しいと思うことややってみたいことも同じことが多くて
それぞれの子供が成長して私たちの自由が増えるのに比例するように
どんどん親しくなっていきました。

でも大きく違うのは、
私が学生の時にしなかった「音楽以外のこと」にばかり興味が集中しているのに対して
彼女は今も情熱的に積極的に専門分野の探求、鍛錬、挑戦をし続けているところ。

実は昨年の晩秋、ついに念願だった大きなチャンスを掴み取り、皆で祝福して・・・
そのわずか数週間後の、ご主人様の病気の発覚だったのです。

彼女はもちろんすぐにそのチャンスを返上し、ご主人様に寄り添い、
彼のお仕事のこと、体調のこと、お嬢様たちの心のケアまで休むことなくフォローし続けて
昨夜、ご家族皆さんでご主人様の最期を見届けたのでした。

今朝次女を連れて、少しばかりの差し入れを持っておうちをお訪ねしてきました。
彼女と長女ちゃんと次女ちゃん、三人ともとても落ち着いていて、
もちろん涙を浮かべながらもときどきは笑顔を見せながら
パパとの最後の半年間のことを話してくれました。

とてもとても残念無念、悲しくてたまらないながらも
パパの望むとおりの療養、そして最期を、家族一丸となって支えきったことを
心の支えとしているようでした。

死なない人はいないし、
夫婦だって親子だっていつか死に別れざるを得ないのはわかっています。
どんな形の死別だって辛くないものはないけれど
でもやっぱり早すぎる死、突然すぎる死は残された家族の生活も大きく変えてしまって
これからの日々、悲しみや寂しさだけでなくていろいろな困惑、困難とも向き合うのかもしれない。
どれほど心細い不安な気持ちでいるのでしょうか・・・

とても子煩悩な、優しいパパさんだったので
お忙しいながらも子供たちの学校行事に参加されることも度々あったし
ふた家族一緒にディズニーランドホテルに泊まって
お泊りディズニーを楽しんだこともありました。
学園祭でのお嬢様の晴れ姿に目頭を熱くされて、ヤダー、パパァ、なんてママに言われて
恥ずかしそうになさっていたお姿や
二人のお嬢様たちを 〇〇ちゃん、☆☆ちゃん、と目を細めて呼んでいらしたお声など
思い出したらきりがない・・・   悲しいです、寂しいです、〇〇ちゃんパパ・・・

ご冥福を祈る、というにはまだ早すぎる、
まだパパの温かい存在に溢れたお宅を後にしながら
私の方が大きな心の動揺がおさまらずに・・・ 涙が止まりませんでした。

まだしばらくパパはあのお宅にいらっしゃるから、ご家族も支えられているでしょう。
でもやがて、姿が無くなって、生活も日常に戻らざるを得なくなって、
日にちが経っていくほどにどんどん大きくなる喪失感に押しつぶされそうになることを
18年前、父を亡くした時に私も経験しました。

そのときに、微力でも助けてあげられるように。お友だちとして。
彼女たちの心の痛みを、いつも覚えていようね、と、娘と話しています。

お父さん、ありがとう。の文字があちらこちらで踊る、
今日は、奇しくも 「父の日」 

彼女たちも、言い尽くせないほどの「ありがとう」を、心の中で叫んでいるのでしょう。
               そしてその心の声は、パパにもしっかり届いているのでしょうね。




                      にほんブログ村 犬ブログ シェルティーへ
                      にほんブログ村    ぽちっとしてね・・・zzz

by mamimi-loves-leo | 2013-06-16 18:18 | 考えたこと | Comments(8)

Commented by ceri at 2013-06-17 07:37 x
○○ちゃんパパのご冥福を心からお祈りします。
昨晩から何度もこちらに伺いましたが、ご家族はもちろんマ耳さんご一家にかける言葉が見つかりません。
どんなにかお心のこして逝かれたことでしょう。
お嬢様がたが小さな頃のエピソードにお人柄がしのばれて、お目にかかったこともないのに ご一家と一緒に過ごしてきたような気になっていました。
少し年下ですが同世代の私たち、忙しい毎日に自分の健康を振り返る時間を疎かにしがちです。
主人にも自分を大事にしてほしい・・と切に願っています。
帰天までの時間は神様が決めること、最初からの約束だったのでしょうけれど あまりに早いです。
どうか寄り添うように一緒にいてあげて下さい。
ご家族の平穏を・・・
Commented by くーまたん at 2013-06-17 18:05 x
お子さん思いで、お仕事も頑張られていたお優しいお父様・・・心からご冥福をお祈りいたします。
私のような者が、どのような言葉を見つかりませんが、お父様、ご家族の方々のお気持ちお察知いたします。
どうか、ご家族の平穏をお祈りしています。
Commented by まろん at 2013-06-17 19:08 x
お友達のご主人様、残念です・・・。
心よりお悔やみ申し上げます。
私も一昨年は友人2人がご主人を亡くされ
お葬式のときの友人と子供たちの悲痛な叫びが
いまだに胸に焼き付いています。
友人一家も今はしっかり前を向いて歩んでいます。
残されたご家族が天国のお父様に見守られて幸せでありますように・・・。
Commented by まりっぺ at 2013-06-18 08:39 x
あぁ~寂しいですね。お父様もお若くして家族を残して逝かれ無念でしょう…ご家族も悲しい中、しっかりしなきゃという気持ちもおありでしょう。葬儀を終えられてからはもっと寂しさがこみ上げてくるでしょうね。私も父や祖母の死を回りの友人・知人が支えてくれていますが、やっぱり「死」は生きている限り避けられないことだけど、つらい試練ですね…
Commented by mamimi-loves-leo at 2013-06-18 19:42
ceriさん。
昨日初めて彼女の口から、昨年末から起こったことのすべてを聞いて
改めて現実の恐ろしさ、運命の過酷さに愕然としました。
ご主人様が初めて体調の悪さを訴えたその翌日にもう告知ですよ!
しかもその前日、
私は彼女と会っていて勘三郎さんの追悼番組の話をして、彼女は
「53歳で未亡人なんてね・・・」と奥様を気遣っていたんです。
そのことを昨日も話し、
「まさかその翌日にね。私の方が若く未亡人になっちゃった。」って
言っていました。
「人生何があるかわからないわよ~、ほんとに・・・」ってしみじみと。
強い強い彼女ですが今はできるだけ近くで見ていたいと思っています。
お悔やみの言葉をありがとうございました。
Commented by mamimi-loves-leo at 2013-06-18 19:45
くーまたんさん。
友人はお嬢さん二人と力を合わせて
現実に立ち向かっていて立派です。
私は見ていることしかできないけれど、
なるべく近くで心を彼女に沿わせていたいと思っています。
お悔やみをありがとうございました。
Commented by mamimi-loves-leo at 2013-06-18 19:48
まろんさん。
同じ年に二人も・・・ あるんですね、やはり。こういうこと。
私の友人も、もうしっかり先を見ています。強いですね。
我が身に置き換えると、自分の非力さに呆然としますよ・・・
お悔やみをありがとうございました。

Commented by mamimi-loves-leo at 2013-06-18 20:56
まりっぺさん。
寂しいと思います。まさに大黒柱、明るくて優しいお父さまでしたから。
確かに今は「来るべき時が来た」と気を張って、最後まで
お父様の望むような送り方をしなければと頑張っているのでしょう。
すべてが終わった後ですよね、寂しいのは。私も知っています。
そのときに力になれるように、娘も私も心がけようと思っています。
悲しいですよね、死別って・・・