今年もこの日に思う

8月13日の朝。
18年経っても、あの朝の電話を受けたときのことははっきり覚えています。

開業医だったのに、日曜祭日以外は盆暮れの二回、
二、三日の休みしかとらなかった父が
半年前から楽しみに楽しみにしていたお盆休みの北陸旅行に母と出かけて行って
たった一泊しただけの翌朝、
心筋梗塞で倒れて亡くなった、との、母からの電話でした。

長女は三歳になって十日、
次女は生まれて三か月半。

孫娘たちをほんとにほんとに可愛がってくれていた父の荷物の中には
一泊目で最後となった宿のお土産コーナーで買ったのでしょう、
孫たちそれぞれの名前の印刷された、どこにでも売っているようなお箸が
一膳ずつ別々の袋に包装されて入っていました。

帰ってきてから
「はい、Cちゃん。」
「はい、これはRちゃんの。」
って、それぞれの手に握らせようと思っていたのでしょう。
そのお箸は、今も我が家のお箸立てに入っています。

今日は、長女と二人でお墓参りに行きました。
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初孫だった長女の誕生を父は本当に喜んで、
日本史好き、歴史小説好きの父の好きだった松本清張氏が
長女の誕生した日に亡くなったことことから
「この子は大作家になるかもしれないぞ~」なんてほろ酔い気味に言っていたり。

パパ、長女は作家にはなれそうにないけど
病理解剖学が専門だったパパと少し近い、
細胞とか遺伝子とかの勉強に取り組んでいくみたいです。

次女はたった三か月しか見てもらえなかったけれど
「僕を見ると笑うんだよ、この子は」っていつも顔を覗き込んで話しかけてくれていました。
今でもいつもニコニコ、良く笑う子ですよ。
自分の進みたい道を目指して受験勉強中で、今日は連れてこれなかったけれど
パパはずっと近くにいて見てくれてるからもちろんわかっているでしょう。

今日も暑かったから、長女と二人でお水をひしゃくでせっせとお墓とその周りにかけながら
たくさんたくさんお話して帰ってきました。

           ・・・娘たちを祝福してくれてありがとう。
               ずっと見ていてね、
                 娘たちが望む道を進んでいけるようにパパも祈っていてね。




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by mamimi-loves-leo | 2013-08-13 20:51 | 今日のできごと | Comments(6)

Commented by まりっぺ at 2013-08-13 22:16 x
私も今日という日は特別な思いのある日です。以前も書いたかもしれませんが、28年前の日航機墜落の日、私はロスからJALで夏休みで一時帰国しました。翌日13日の朝、私も一本の電話を受けました。幼馴染のアキオが亡くなったと…それ以来、毎年、御巣鷹山のニュースを見るとあぁ~アキオが亡くなってからもうこんなに時間が経つのかと思います。アキオの亡骸を見に行ったのはついこの間のように鮮明に覚えてる。
毎年、この時期になるとアキオのお母様に連絡を取ります。今年はハガキを書きました。そして、今年の5月頃、アキオのお兄さんで、私の初恋のお兄ちゃんから久々に連絡をもらったので、今朝は一番でおにいちゃんにメールを書きました。
午後は母の元に行ったり、テニスをし、帰宅後お風呂に入ってまみみさんのブログを読んだら、お父様と同じ日だったんですね、アキオの命日…人の死って、やっぱり何年経っても寂しいですね。見守ってくれていることはわかっているのですが、私もあぁ~パパがいてくれたらな、とかアキオがいたらなぁ~と未だに考えます。
Commented at 2013-08-14 21:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-08-15 08:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mamimi-loves-leo at 2013-08-15 19:53
まりっぺさん。
突然の大きな不幸の記憶は、頭と心の奥底に深く刻まれて
決して忘れることはないですね。
悲しい出来事の多い日本の八月、
一つ一つの死がその周りのいろんな人の心の奥底に
それぞれ今なお刻み込まれているのだと思います。
ほんとうに、今パパがいたら・・・と今でもしょっちゅう思います。
いるよ、ここに、って、意外に近くにいたりして・・・とも。
そうだったらいいですよねー。
Commented by mamimi-loves-leo at 2013-08-15 20:13
鍵コメCさん。
いつもご丁寧な優しいコメントをどうもありがとうございます。
先日亡くなった私の友人のご主人も同じです。
天職、天からの使命と思って誠心誠意、身を削っているのですね。
「死後の世界」ってほんとにあるのかないのかわからないけれど
意外に近くにいて見ていてくれるんじゃないかなぁとも思います。
そうだったらいいのに、今の孫たちを見て喜んでほしいのに、と
いつもいつも思っています。
亡くしてしまうというのは、ほんとに残念なことです。
Commented by mamimi-loves-leo at 2013-08-15 20:17
鍵コメMさん。
またそんな悲しいことが・・・ それは本当に辛いですね・・・
亡くなった方は残された人の幸せをまず願うでしょうから
そのお手伝いができれば、と私もいつも思っています。
子どものことは・・・試行錯誤ですよ、ほんとうに。
秋になったらまたぜひ一度ゆっくりお話しできますように。
お時間がうまく合えばいいんだけど~ またメールしますね!