あの日から二十年

十年ひと昔、ならば、ふた昔。
父が亡くなって二十年目の命日でした。

母も誘って一緒にお墓参りに行くのに、
35度越えのギラギラの猛暑だったら、或いはゲリラ雷雨に見舞われていたら・・・
と数日前から心配していましたが、

本当に幸いなことに、朝ひと雨降った後の薄曇りの、
ここ数日の中では願ってもないような「お墓参り日和」、
パパ、ありがとう、と思わずにはいられませんでした。

前にも書いたことですが、日本の八月は慰霊の月。
二度の原爆投下、終戦から70年、そして御巣鷹山から30年。

日航機でお父様が命を落とされたとき、お母様のお腹の中にいたという青年が
もうすぐ30歳、父の亡くなった歳になります、
この先、生きられなかった父の分も生きていきます、と、
そして、この事故のことが忘れ去られぬように、
若い世代の自分が引き継いで検証し続けていきたい、とテレビで語っていました。

そして我が家も、
父が亡くなる3か月前に生まれた次女が今20歳。3歳になったばかりだった長女は23歳。
ついに二人とも成人しました。
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私はいくつになってもつい母と口ゲンカしたりしちゃうのですが(汗、、)
娘たちはいつもおばあちゃまに優しく気を配ってくれて助かります012.gif

父といる時間はとても短かった娘たちですが、
成長の間の時々に父の眼差しや気配や思いを娘たちのすぐ近くに感じることも多くて
ずっとそばにいて、何かをきっと受け継いでくれたのだろうな・・・と思っています。

こちらでは、みんなでワイワイと笑ったり泣いたり、それでもなんとか楽しくやっています。
こんな日々が一日でも長く続きますように、パパ、どうぞいつも見守っていて下さいね。

また今年もみんな揃って来られたことに心から感謝・・・



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by mamimi-loves-leo | 2015-08-13 20:49 | 家族 | Comments(0)