大切なのは気持ち。情熱!

八甲田旅行二日目の午後に、何の予定も入っていないことは
ツアーの旅程表を見て、最初からわかっていました。

でもきっと、ホテルの周囲にお散歩して楽しい散策路や、
景色を見ながらのーんびりできる気持ち良い場所などがあるでしょうし、
希望者には添乗員さんからなにかお楽しみのアドバイスなどもいただけるでしょう、と
過去のツアー参加の経験から思い込んでいました。

ところが、八甲田ホテルの周囲には、そういうところがほぼなくて。
ホテルにお庭もないし、近くをお散歩と言っても
周りの道は(連休ゆえに?)車がビュンビュン通っていてコワいような舗装道路で
それを下って数分のところに 「地獄沼」 (見渡すだけです)
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その向かい側に、温泉の熱でベンチが温まっている 「まんじゅうふかし」
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もう少し道を下ると、かの有名な 「酸ヶ湯温泉」 があって、終わり。

それからもう一か所、その近くにある東北大学の植物園が見学自由なのですが、
そこもくるっとするっと歩き回って終わってしまったら、することも居るところもなくなっちゃって。

ちょうど植物園で、お一人で散策中の添乗員さんにお会いしたので
「どこかおススメのお散歩コースとか気持ち良い場所、ありますか?」と訊いたら
「う~ん・・・ 歩いて行けるところには無いですね。」ときっぱり。はい、わかりました025.gif

友人夫婦と四人で、
仕方ない、酸ヶ湯温泉の辺りから登山道が始まってるから、
ゆっくり行けるところまで歩いてみる?と、
地図を買って、飲み物を買って、登り始めて3分で、
上から降りていらしたご親切なフル装備山歩きご夫婦に
「この先はぬかるんで道も悪いし、登山靴じゃないと・・・無理だと思うなぁ・・・」
と優しく引き留めていただいて中止。
どうする~?? となって、かくなる上はタクシーを呼びましょう!029.gif ということに。

これが大大正解。
電話で呼んで来てもらったタクシーの運転手さんが、ほんとう~~にいい人で、
事情を話すと、え?!せっかく来たのにどこも見てないの?!とおっしゃって、

「まかせて!急がないと日が暮れちゃうからその前に、ぐるっと主なところを回るから!」と。

そして・・・

見下ろすとお腹がゾワゾワしちゃうぐらい高い、
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あと十日、せめて一週間遅かったら素晴らしい景観の拝めた
紅葉の名所、城ヶ倉大橋を皮切りに、
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睡蓮沼、
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グダリ沼、
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そして 
「八甲田山死の彷徨」 で有名な、雪中行軍の遭難現場の記念公園など
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八甲田連山を取り巻く周辺道路をぐるーっと、主な見どころを網羅しつつ
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道中詳しく興味深い観光案内をしながら巡ってくれました。

とにかく、ご自分の愛する故郷の美しさを余すところなく見て知っていってほしい!という
熱意と心配りとサービス精神に溢れたご案内。
シェムリアップのガイドさんと通じる、「オシゴト」だけではない情熱の伝わるご案内で、
しかも、料金も本当に良心的なサービス価格。
本当に満足、八甲田に行ってきました!と胸を張って言える充実感でした043.gif

・・・後で知ったことですが、
この午後については、他の多くの方からも「オプションはないのか」との声が上がったとか。
新幹線の中でのアンケート用紙に、私はこの午後に関してだけ不満を書いたのですが、
車中でそれを読んだ添乗員が私の席にやってきて
「会社には前からオプションを作るように言ってるんです。」と、
ご自分も同感だ、よくわかる、すみませんと言ってきました。が、それにしても
「旅をできるだけ楽しませよう」という情熱が彼女にはなかったなあ、と思います・・・

タクシーで回った二時間半が無かったら、八甲田まで来ながら何も見ずに帰るところでした。
このミニツアーには、友人夫妻もとても楽しんで満足してくれて、
この夜の部屋呑みも、いっそう楽しく話に花が咲いたのでした・・・001.gif



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by mamimi-loves-leo | 2015-09-29 17:41 | お泊まり | Comments(0)