そしてガウディ 天才の遺産

スペインに行ってみたかった理由の一つは、もちろんガウディ。
バルセロナに着いたその日の夕方に出かけた「グエル公園」もとてもユニークです。
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ガウディとしては、周囲を塀で囲んだ富裕層向け住宅地を造ろうと思ったのですが
山の上の高台で公共交通のアクセスが悪かったり、宅地化制限があったりで断念して
今は(高台ゆえに)見晴し最高の公園になっています。
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けっこうなアップダウンのある公園は、
一部有料エリアもありますがほとんどが無料開放されていて
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地元ワンコたちの恰好のお散歩コースになっているらしく、楽しそうに歩くワンコがたくさん。
贅沢だわ~、世界遺産がホームだなんて~❤

有料エリアのテラスからは、サグラダファミリアも見えます♪
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日没ごろの時間に、すべてのエリアが無料になるので
人がどんどん増えてきます。
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ここに来る前に行った「ピカソ美術館」も大賑わいだったし、
観光資源としてのピカソとガウディ、この二人が
その後のスペインにもたらしたものはとてつもない大きさだわ~
境港における水木しげる先生然り、
偉大な芸術家一人でその後ずーーっと街が栄えるってほんとうにすごい・・

そしてこの翌日、朝からモンセラットに出かけた日の夕方、
いよいよ待望のサグラダファミリアへ!

この正面が、ガウディ自身が完成させたという「生誕のファサード」です。
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イエスキリストの誕生とそれにまつわるシーンを見事なレリーフに掘り起こしてあります。
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ここだけでも、ずーーっと見ていたいと思うオーラや念のようなものに圧倒されます・・
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対する裏のこの面は、ガウディの死後に作られた「受難のファサード」
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作者の個性が溢れる、簡潔に削ぎ落されたような作風の彫像で表現されているのですが
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ガウディへのオマージュとして、この人の顔がガウディになっているとか。
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中に入るとまたその迫力に絶句。
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日本語のオーディオガイドがあったので、要所要所説明が聞けましたが
何しろ彫刻だけでも膨大、一つ一つちゃんと意味のある細工で埋め尽くされているので
本当にザッとしたアウトラインを知っただけ。
信仰心に裏打ちされた、天才の描いた世界の大きさにただただ感動、圧倒されるばかりでした。

日本人観光客も多くて、感想の声がそこここで聞こえてきたのですが
「10数年前にきたときよりずっときれい!ずっと素晴らしい!!」
と感動していらっしゃる人がいて
進化し続けている、という魅力すらも天才の計画のうちであることにさらに感動・・

このあと、塔の上まで登れる予約の時間になったので
行きはエレベーターでサーーっと上り、
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素晴らしい景観を楽しみ、
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それからは狭いらせん階段をぐるぐるぐるぐる、目が回りそうになりながら降りてきます。
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何か所か、外も見られます。上の方の飾りも見られて楽しい♪
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私もまた再びここを訪れることができるかしら。
それは何年後で、そのときのサグラダファミリアはどんなで、
そして私自身はそのときどんな状況なのかしら、等々と思いを巡らせながら
後ろ髪惹かれつつ、ここを後にしたのでした・・




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by mamimi-loves-leo | 2017-07-17 20:04 | お泊まり | Comments(0)