そしてガウディ 天才の遺産
日没ごろの時間に、すべてのエリアが無料になるので
観光資源としてのピカソとガウディ、この二人が
その後のスペインにもたらしたものはとてつもない大きさだわ~
境港における水木しげる先生然り、
偉大な芸術家一人でその後ずーーっと街が栄えるってほんとうにすごい・・
そしてこの翌日、朝からモンセラットに出かけた日の夕方、
いよいよ待望のサグラダファミリアへ!
この正面が、ガウディ自身が完成させたという「生誕のファサード」です。
イエスキリストの誕生とそれにまつわるシーンを見事なレリーフに掘り起こしてあります。 ここだけでも、ずーーっと見ていたいと思うオーラや念のようなものに圧倒されます・・
対する裏のこの面は、ガウディの死後に作られた「受難のファサード」
作者の個性が溢れる、簡潔に削ぎ落されたような作風の彫像で表現されているのですが ガウディへのオマージュとして、この人の顔がガウディになっているとか。
中に入るとまたその迫力に絶句。
日本語のオーディオガイドがあったので、要所要所説明が聞けましたが
何しろ彫刻だけでも膨大、一つ一つちゃんと意味のある細工で埋め尽くされているので 本当にザッとしたアウトラインを知っただけ。 信仰心に裏打ちされた、天才の描いた世界の大きさにただただ感動、圧倒されるばかりでした。
日本語のオーディオガイドがあったので、要所要所説明が聞けましたが
日本人観光客も多くて、感想の声がそこここで聞こえてきたのですが
「10数年前にきたときよりずっときれい!ずっと素晴らしい!!」
と感動していらっしゃる人がいて
進化し続けている、という魅力すらも天才の計画のうちであることにさらに感動・・
このあと、塔の上まで登れる予約の時間になったので
私もまた再びここを訪れることができるかしら。
それは何年後で、そのときのサグラダファミリアはどんなで、
そして私自身はそのときどんな状況なのかしら、等々と思いを巡らせながら
後ろ髪惹かれつつ、ここを後にしたのでした・・
by mamimi-loves-leo | 2017-07-17 20:04 | お泊まり | Comments(0)