東京タラレバママ

昨夜は渋谷で飲み会、
水泳のお仲間の一人、I さんの「壮行会」でした。

私より少し下の同年輩のとっても優しい彼女は、大学理系学部の先生。
知り合ってはや10数年の間にどんどん偉くなって、今や学科長なのですが、
全然偉そうにしなくていつもニコニコ、優しくて楽しくて、大好きなお友達です。

水泳では同じコースでずっと泳いでいて、
普通のご挨拶程度の四方山話や、同年輩として美容(!)や体調などに関する会話は
知り合ってすぐからもちろん親しく交わしていたけれど
私が彼女との距離をぐっと近く、
もう一歩踏み込んでお友達になりたいと思うきっかけになった
今でもとても印象的な会話がありました。

それは6年前の冬、
長女の大学受験が刻一刻と迫っていて、
何しろ初めてのことだし、ものすごくチャレンジングなことだったし、
私はせめて自分が風邪をひかないように人混みへの外出を控えたり
少しでも風邪っぽかったら慌てて生まれて初めての「ニンニク注射」を打ちに行ったり
ざわざわととても落ち着かない気持ちでいた頃のこと。

年明けてセンター試験が迫り、
テレビでしか見たことないけれど、
少し離れた等間隔で受験生たちが座り、身じろぎもできないような緊張感漂い、
見ているだけで息苦しくなるようなあの部屋の中にいよいよ長女が入るのかと思うと
私まで緊張ちゃうわーとプールの中でウォーミングアップ中に彼女に話すと
「あー、あれね。私たちもイヤなのよー、緊張しちゃってー。」と。

「今年はお当番になっちゃって、というか、ほかの先生に逃げられちゃったんだけど、
しかも、二人一組のうちの、説明とかしなくちゃならないメインの方なのよー。
すごく厳しくって、こんなに分厚いマニュアル本を読み込まなくちゃいけなくて
一言の過不足なく決まったことだけを正確に喋るの。
こういうときにはこう。こういうときにはこう、って。
ひと言でも足しちゃいけないの。うっかり厳禁。ドキドキでしょう?
まだちゃんと読んでないのよー、マニュアル。あーどうしよう~、憂鬱~。」と。

あー!そうなんだ!
迎え撃つ試験官側も、血の通った普通の人間なんだ!
と、当たり前のことだけどそのときハッと気付かされて、心がふーっと楽に。
そちら側の人の話、本音を初めて聞けて、
なんだか無駄な緊張感から解放されてとても救われたのです。

帰宅して娘にも早速話しました。娘も「へー、そうなのね~?」と。
当事者である彼女の緊張感は私のそれのような「無駄」なものではないので
その言葉ですべてリラックス~というわけにはいかなかったでしょうけれど
少なくとも強張っていた母親の顔がその日から少し柔らかくなったことは
長女にも良かったことだわ~と、今でもとてもとても I さんに感謝しているのです。

その I さんが、長期勤務者に与えられる「サバティカル研修」として、
4月からニュージーランドの大学で研修、研究をなさることになり、
一年間日本を離れることになって、昨夜はその「壮行会」だったのです。

すごいすごい、この年齢になっての、新天地での長期研究生活。
その勇気に尊敬もするし、羨ましいし、
新生活の準備の話、置いていく仕事の話、それに対する各方面の反応など、
彼女の話してくれるリアルタイムぶっちゃけ話に興味津々。

結婚をする、しない、子供を持つ、持たない、仕事を続ける、続けない、
人はその人生を全部試してはみられないけれど、
私はいろんなお友達がいてくださっていろんなお話を聞けるおかげで
いろんな生き方、たくさんの「タラレバ」を
ちょっと垣間見たり疑似体験させてもらったりできて本当にありがたいと思います。

「来てね、絶対。私、仕事はさておきで待ってますからね。」
と行っていただいて、
水泳仲間たちみんなでニュージーランドの満天の星空に夢を馳せ・・・
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私はれおの体調(毛調?)の推移次第ね。
復調なっていたら、安心して置いていければ
彼の地を訪れてもみたいと思っています012.gif


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by mamimi-loves-leo | 2017-03-26 13:36 | 考えたこと | Comments(0)