カテゴリ:お泊まり( 205 )

私の「アルハンブラ宮殿の思い出」

今回のスペイン旅行で、
思ったより多くのところに日本語のオーディオガイドがあって嬉しくて。

一昨年行ったアンコールワットは専属ガイドさんと回って
とても印象深く勉強になったし、
れおが来る前に家族で行ったイタリアやフランスもツアーだったので
ツアーガイドさんや現地ガイドさんがいろいろ説明してくれたからこそ
今でも覚えていることがたくさんあります。

今回は個人旅行なので、
ガイドブックを見ながら歩くしかないかなあと思っていたのですが
ほぼ行く先々で日本語オーディオガイドを借りられたので
説明好きな我が家としては
とても興味深く観光を続けることができました。

ところがね・・・一か所だけ。
しょっぱなのアルハンブラ宮殿のオーディオガイドが。
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発音的には日本人らしい女性の声で、淡々と説明をしてくださるのですが
ときどきその内容が・・どうしても頭に入ってこないのです。
日本語が変過ぎて。

「すべてのアルハンブラ宮殿は、抒情的な入り口の体験として・・」
みたいな、
えっ?どういう意味??と、思わず考え込んでしまう。
きっとスペイン語の元原稿を機械的に直訳したのだろうと思われる
翻訳ソフト的な奇妙な変換が多くって。

そういうところは「はいはい」と聞き流していたのですが、
だんだん、

・・・あら???こういうの、どこかで聞いたことが・・・? と。

そうそう、滝沢カレンさんにそっくりで~106.png

そう気づいた瞬間から、滝沢カレンさんだとしか思えなくなり、
もう可笑しくて可笑しくて103.png 顔が緩みっぱなし。

アルハンブラ宮殿の歴史や建物の知識は
イマイチ頭に残らなかったのですが
あそこのオーディオガイドの日本語が可笑しくて、
家族で笑いながら歩いたな~♪ってことは、
きっとずーっといつまでも心に残る思い出になりました・・・




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by mamimi-loves-leo | 2017-07-25 21:10 | お泊まり | Comments(2)

最後のピカソ、最後のマドリード

古都・トレドから戻った後、

マドリードで必ず鑑賞しておきたかった最後のピカソ「ゲルニカ」が収蔵されている
「ソフィア王立芸術センター」に向かいました。
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さまざまな様式の近現代芸術も多数展示されていましたが、
やはり見応えがあった(興味深かった)のはミロ、ダリ、そしてピカソという有名作家の作品群。
その辺に的を絞ってじっくりと拝見してきました。

「ゲルニカ」は縦3.5m横7.8mもある作品ですが、その大きさ以上の存在感を放つ、まさに大作。
奥まった部屋の奥の壁に飾られていて、その前にはたくさんの人が立って絵を見つめているのですが
みんな息を呑んでいるというか
絵から放たれるエネルギーに打たれた緊張感に包まれているようです。

その部屋に至るまでに、
ピカソがゲルニカの構想を練るために描いたデッサン・習作がたくさんたくさん飾られていて、
「ゲルニカ」の向かって左端の、「亡くなった子供を抱いて悲嘆にくれる母親」だけでも
実に何通りものデッサン、習作が描かれていて
この絵に向けるピカソの深い気持ちの一端が感じられたけれど

数日前、バルセロナの「ピカソ美術館」で見た、
幼少のころの実に写実的で絵画のような美しい作品群やそのあとの「青の時代」、
「プラド美術館」で見たキュービズムの時代など、
その延長線上にこの絵があるのだなあと思うと、
天才の心の深淵は私などには到底窺い知れない広さ深さなのだなあ、と。

この美術館に入って、建物の複雑な造りに迷って地図を見ながら立っていたら、
学芸員らしい女性が来てくれて
私が訊く前に「ゲルニカはここよ」って。
ここに来るほぼ全ての人がゲルニカを見になんですね、やはり。

「ソフィア」を出て向かったのは「王宮」
ここではひたすらキラキラ豪華なインテリア、調度品、絵画、天井画、壁画に圧倒されつつ
富の集中がひどすぎるんじゃないか・・とかついつい貧乏根性が出たりもし、
でもちょっと憧れたりもして・・ 

そのあとやっと次女と合流して、マドリードの中心部を案内してもらって
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彼女がお気に入りで、春に長女が来た時も一緒に行ったというバルで
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最後の晩餐を楽しんで・・

スペイン駆け足観光旅はおしまい。

帰ってきてから考えると、
良くもあんなに毎日元気に動けたなあと思うほど
スマホの歩数計は毎日1万数千歩、
夜が全然更けないので10時11時ぐらいは当たり前に外で歩いていたし
朝も9時前には出発していたし。

スペインは広くてまだまだ行ってみたいところはあるけれど
今回の旅程には悔いなし。
やれるだけのことはやった!と、大満足な一週間でした。

長々続いた旅行記もおしまい、
でも、ちょっと番外編がつづきます・・悪しからず006.gif





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by mamimi-loves-leo | 2017-07-23 19:17 | お泊まり | Comments(0)

城砦都市へ・・最後の大冒険

スペイン観光、ついに最後の日の話です。

この日、次女は朝から午後まで学校でいくつかのテストを受けてから、
翌日いよいよスペインを離れるのでこちらで知り合ったお友だちと
お名残り惜しんでゆっくりお茶などもしたかろうと、夕食ごろまで別行動に。

それで夫と私は、
まずは電車に乗って30分で行ける「古都」トレドに行ってみることにしました。

これがねー、準備不足で四苦八苦。
前夜遅くに決めたので詳しくも調べず、
とにかく朝、駅で切符を買おうと思ったら(全指定席)、
「みどりの窓口」的なところが大混雑。
開いてる窓口が少ないし、なかなか進まなくて・・
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一時間に一本しか電車がないので、
乗ろうと思った電車の20分以上前に駅に着いたのに、
窓口で40分待ったのでその次の電車になってしまった上に、
乗り場がこれまたわかりにくく、人に聞いてもなかなかわからず、
やっと駅の案内の人を見つけて丁寧に教えてもらって
ホームに辿り着いたのはその電車の発車15分前。
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これ以上迷ったらものすごく焦っただろうというギリギリで済んで、
心からホッ・・

・・なので、皆様には、事前に座席のネット予約を強くお勧めします!
駅で発券だけなら窓口じゃなくてもいいから並ばなくて済む・・
と思います・・(でも確認してね、自信ないので(^^;)

無事に乗ってしまえば30分で着くので、あっという間に中世の都市の入り口へ。
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朝の窓口で帰りの切符も買ったので、この街に滞在できるのは2時間半のみ。
この駅から「旧市街」へはバスで30分との記述もあったので、
迷わずタクシーに乗り込みました。
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城砦が見えてくるとワクワクします~
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我々には時間がないので、
まずはオーディオガイドを聞きながら(日本語アリ)一周してくれるバスに乗って
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外側から概要を見せていただきます。
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(記念写真ポイントで停まってくれます)

急な坂道や階段だらけの街なので、短時間で歩いて回るのはとても無理。
なのでこのバスで小一時間ぐるーと回って見せてもらえるのはとても好都合でした♪

下車した後、もう一か所だけ、カテドラルを見学に。
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大きな教会で、どこもここも細かく美しく飾りこんであって、
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ここだけでもいくらでも時間かけていられそうだったのですが
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帰りの電車に乗り遅れたら一大事なので(一本逃すと二時間無い)、
後ろ髪引かれつつもここを出て、細い路地だらけの迷路のような街を
一生懸命地図を見ながら最初の広場に戻って
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見つけたタクシーに飛び乗って、とにかく駅に戻ってやっと安心して
駅のカフェでひと休み。
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無事に予定通りの電車に乗れてメデタシメデタシ。
大冒険を終えた満足感に満たされながら
マドリードに戻ったのでした・・・012.gif





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by mamimi-loves-leo | 2017-07-22 20:43 | お泊まり | Comments(2)

プラド美術館で「ご本人登場!」みたいな

グラナダからバルセロナへと辿った私たちのスペイン旅、
最後の滞在地マドリードへは、スペインの誇る高速鉄道AVE で向かいました。
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この列車、シートは革張りでゆったりだし
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車両と車両の間に荷物を置くスペースもすっきりたっぷりとってあるし
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きちんと清潔で時間も正確で快適そのもの。
ちょうど、東京ー大阪間と同じく3時間で、マドリードに到着しました。

マドリードは、今年の初めから次女が半年留学していたところ。
なので、彼女はホームステイ先に置かせてもらっていた最後の荷物を取りに行くとか、
最後にもう一つ試験を受けに行くとかの用事があったので、
それまではお抱え通訳次女ちゃんにおんぶに抱っこのお任せ旅だったのに、一転、
マドリードでは二日とも昼間は夫と私の二人だけで行動することに。

でも、安心してください、
スペインのタクシーは安い上に明朗会計、運転手さんはみんな大らかで良い人だし、
地下鉄もわかりやすくて安全快適、
スペイン語の全くできない日本のおじさんとおばさん二人でも
ちゃんと移動しつつ観光できました006.gif
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着いた日の午後は、プラド美術館へ。
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ここには有難いことに日本語のオーディオガイドがあって、
時間をたっぷりかけてつぶさに鑑賞。

有名な絵ももちろん多数あって見応えたっぷりだったのですが、
私が特に嬉しかったのは、ベラスケスの「ラス・メニーナス」を見られたこと。

(Wikipediaからお借りした画像です)
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だって、前々日にピカソ美術館で、
ピカソ版のこの絵を何枚も見たばかりだったのですもの。

(これもお借りしました http://musey.net/2690/3577)
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ベラスケスのこの絵にインスピレーションを得て、
ピカソが何枚も何通りも描いた
いかにもピカソらしい絵の記憶が新しいうちに本物を見る。
わー、これだ!って、心の中で叫んでしまいましたよ~

・・・私の美術への造詣なんてこんなものなのです(^^ゞ

つづく。


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by mamimi-loves-leo | 2017-07-20 20:49 | お泊まり | Comments(0)

バルセロナの夜はキラキラと長かった

なんとか復活。
起きたときは、節々は痛いし頭はくらくらするしで、どうしようかと思ったのですが
頼みの消炎鎮痛剤を二錠とQPコーワゴールド飲んで、治った!と言い聞かせながら
れおと朝んぽへ。
そうしたら今朝は涼しくて~043.gif
気持ちよく歩いているうちに、だんだん調子が出てきて、
帰宅後ササッとれおのシャンプーまでしちゃいました。スッキリした~♡

なので、スペインの覚書を続けます♪

バルセロナの二日目、サグラダファミリアの見学を終えた後、
我々は地下鉄に乗って、それからお散歩しながらさらなるガウディ巡り。
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カサ・バトリョ。
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ここは外から見ただけですが、
この楽しいユニークな古い建物が、周りと溶け込んでそれほど違和感ないところが
バルセロナの街並みの素敵なところだわ~

そして、この日の最後は、カサ・ミラ。
すごい人込みで、外観の写真は・・こんなですが
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次女が、カサ・ミラのレストランのディナー付き見学コースを予約していてくれたので
まずはおしゃれなディナーをいただいて♪
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夜型スペイン恐るべし。ディナーは9時から、そのあとの見学コースは10時半から。
この日は朝からモンセラットで山登りして、サグラダファミリアで螺旋階段を下りまくってのここ。
ディナーでたっぷり飲み食いしてすでに疲れが全身に回り始めてからの英語の説明、
集中力がなくて全然聞き取れなかった~

一階ホールでまず説明を聞いて
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下から見上げる吹き抜け。

それからカサ・ミラの大きな特徴である屋上のオブジェを見るために
最上階まで階段で移動・・ヒー。
屋上に出る前にも、結構長い説明があったのですが
情けなくも私は座れるところを見つけて座ったまま。体力終了。

そのあとやっと屋上に出て、
オブジェを利用したプロジェクションマッピングのショーを見ているうちに
少し元気が戻ってきて
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周囲の夜景を楽しむ余裕も少し出て来た感じ。この時点で11時半・・
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盛りだくさんに企画してくれた次女に申し訳ないような、
この夜の私のヘタレっぷりでした・・つづく。




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by mamimi-loves-leo | 2017-07-19 18:52 | お泊まり | Comments(0)

そしてガウディ 天才の遺産

スペインに行ってみたかった理由の一つは、もちろんガウディ。
バルセロナに着いたその日の夕方に出かけた「グエル公園」もとてもユニークです。
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ガウディとしては、周囲を塀で囲んだ富裕層向け住宅地を造ろうと思ったのですが
山の上の高台で公共交通のアクセスが悪かったり、宅地化制限があったりで断念して
今は(高台ゆえに)見晴し最高の公園になっています。
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けっこうなアップダウンのある公園は、
一部有料エリアもありますがほとんどが無料開放されていて
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地元ワンコたちの恰好のお散歩コースになっているらしく、楽しそうに歩くワンコがたくさん。
贅沢だわ~、世界遺産がホームだなんて~❤

有料エリアのテラスからは、サグラダファミリアも見えます♪
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日没ごろの時間に、すべてのエリアが無料になるので
人がどんどん増えてきます。
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ここに来る前に行った「ピカソ美術館」も大賑わいだったし、
観光資源としてのピカソとガウディ、この二人が
その後のスペインにもたらしたものはとてつもない大きさだわ~
境港における水木しげる先生然り、
偉大な芸術家一人でその後ずーーっと街が栄えるってほんとうにすごい・・

そしてこの翌日、朝からモンセラットに出かけた日の夕方、
いよいよ待望のサグラダファミリアへ!

この正面が、ガウディ自身が完成させたという「生誕のファサード」です。
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イエスキリストの誕生とそれにまつわるシーンを見事なレリーフに掘り起こしてあります。
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ここだけでも、ずーーっと見ていたいと思うオーラや念のようなものに圧倒されます・・
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対する裏のこの面は、ガウディの死後に作られた「受難のファサード」
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作者の個性が溢れる、簡潔に削ぎ落されたような作風の彫像で表現されているのですが
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ガウディへのオマージュとして、この人の顔がガウディになっているとか。
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中に入るとまたその迫力に絶句。
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日本語のオーディオガイドがあったので、要所要所説明が聞けましたが
何しろ彫刻だけでも膨大、一つ一つちゃんと意味のある細工で埋め尽くされているので
本当にザッとしたアウトラインを知っただけ。
信仰心に裏打ちされた、天才の描いた世界の大きさにただただ感動、圧倒されるばかりでした。

日本人観光客も多くて、感想の声がそこここで聞こえてきたのですが
「10数年前にきたときよりずっときれい!ずっと素晴らしい!!」
と感動していらっしゃる人がいて
進化し続けている、という魅力すらも天才の計画のうちであることにさらに感動・・

このあと、塔の上まで登れる予約の時間になったので
行きはエレベーターでサーーっと上り、
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素晴らしい景観を楽しみ、
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それからは狭いらせん階段をぐるぐるぐるぐる、目が回りそうになりながら降りてきます。
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何か所か、外も見られます。上の方の飾りも見られて楽しい♪
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私もまた再びここを訪れることができるかしら。
それは何年後で、そのときのサグラダファミリアはどんなで、
そして私自身はそのときどんな状況なのかしら、等々と思いを巡らせながら
後ろ髪惹かれつつ、ここを後にしたのでした・・




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by mamimi-loves-leo | 2017-07-17 20:04 | お泊まり | Comments(0)

バルセロナ・・カタルーニャ音楽堂で耳をすませば

忘れないうちに・・バルセロナの覚書です。

朝の飛行機でグラナダからバルセロナに飛んできて、まずホテルに荷物を預けて、
お部屋が空く14時まで、早速「世界遺産」を見に行きましょうということで
「カタルーニャ音楽堂」に出かけました。
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私、正直なところ、ここのことはよく知らなかったのですが
こんなに狭い路地の奥にあったことにまずビックリ。
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ガウディの先生である「リュイス・ドメネク・イ・モンタネール」氏によって、
「ウルフェオー・カタラー合唱団」のために建てられたという音楽ホールです。

私たちはガイドツアーに入ったのですが、
それが英語だったために(!)かなり正確さに欠くと思いますので(^-^; さらっとだけ書きますが
20世紀の名だたる作曲家、演奏家たちに愛された、とても特徴的な美しいホールです。

一番特徴的なことは、天井が見事に美しいステンドグラスで飾られているということ。
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周囲も大きなガラス窓で囲まれているので、
マチネー(昼公演)が実際の陽光で満たされた中で行われる唯一のホール、ということになるそうです。

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天井はもちろん、周囲の飾りの一つ一つも本当に細かく美しく
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どこを向いてもポカンと口開きっぱなしで見入ってしまうような細工の見事さ。

それだけでも十分に圧倒されるのですが、加えて歴史的な背景が・・

ここバルセロナのあるカタルーニャ地方というのは、最近でも独立運動が盛んな土地柄だそうですが、
私がかろうじて知っていたのは、かつて、スペイン内戦後のフランコ政権に反対して
世界的なチェリスト、パブロ・カザルスが故郷バルセロナを出てフランスに亡命したこと、
彼はそれ以降、二度と故郷の土を踏まなかったこと、
そしていつもコンサートのプログラムには、故郷を思い、
カタルーニャ地方の民謡である「鳥の歌」を演奏したということ。

彼の奏でる「鳥の歌」は本当に哀しい哀しい旋律で、
背景をよく知らない私でも心の深いところをを打たれてしまうものだったのですが、

今回知ったことには、
カザルス率いる「カザルス管弦楽団」もまた、このホールを本拠地にしていたということ。
そして1936年7月18日、
翌月開かれるナチスドイツのベルリンオリンピックに対抗して
翌日からバルセロナで開かれるはずだった「人民オリンピック」の開会祝典のための
リハーサルをまさにここで行っていたカザルスと彼のオーケストラのもとに
反乱軍の暴動のために人民オリンピックが中止になった、というニュースがもたらされたということ。
まさにこの会場から、彼の長い長い亡命生活が始まっていったのだということ。

今でもこのホールでは世界中の音楽家たちのコンサートが行われているのですが
カザルスの音色がここに響くことはそれ以来、二度となかったのだなあ、と思うと
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あの「鳥の歌」の旋律があらためて心の底に鳴り響くようで・・

歴史深いヨーロッパの建物、風景に、こんなに強く心を惹かれるのは
そこに残るたくさんの人々の思いが重なって伝わってくるからかしら・・と思ってしまいました。

感動のバルセロナは、まだ続きます・・



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by mamimi-loves-leo | 2017-07-16 21:09 | お泊まり | Comments(4)

アディオス!スペイン また会う日まで

あれよあれよという間にスペイン最終日。

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途中からレンタルWiFiの調子が不安定で、
いざという時のためになるべく点けずにいたので
ブログアップはできなかったのですが
この旅も最後までギュッと貪欲に楽しんだので
今は満足感に包まれながら
空港で最後のスパニッシュランチです。

イベリコ豚の生ハムサンドと
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スペインオムレツサンド。


あとは、十数時間後のれおとの再開を待つばかり、
そろそろ搭乗口に向かいます…😊




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by mamimi-loves-leo | 2017-07-11 19:24 | お泊まり | Comments(0)

オラ!スペイン 聖地を訪ねて

四日目のバルセロナは曇り。

この日は朝からバルセロナから50㌔ほど郊外の、岩山そびえるモンセラットへ足を延ばしました。
街中で乗った地下鉄(FGC カタルーニャ鉄道)はやがて地上に出て、
1時間ほどでアエリ・デ・モンセラット駅に到着。
そこでロープウェイに乗り換えて

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そびえ立つ岩山の中腹に造られた修道院のあるモンセラットへ。

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ここの教会に祀られている、カタルーニャ地方の守護聖母である「黒いマリア様」にお会いしに来たのです。

不思議な言い伝えを持つこのマリア像。
16世紀に羊飼いが、この険しい岩山の中腹の洞窟の中で偶然発見したそうです。
我々はまずモンセラット駅からさらにケーブルカーに乗り換えて、その洞窟に行ってみました。

山の天気は変わりやすく、この日は時折り激しい雷鳴が轟いたり、急にザーッと雨が降ったりする中、
ケーブルを降りてから洞窟までの20分ほどの道のりを、
殆ど濡れずにしっとりした空気の中を歩けて本当にありがたかった〜
かえって神秘的な気のする空の色。

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洞窟までの道々には、イエスの生涯を伝えるいくつものモニュメントが点在しているのですが、

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その一つ、
処刑されたイエスが葬られて三日後、墓を訪れた女性たちが
そこにもうイエスの体が無いのを見て、復活なさったことを知った重要なシーンは
ガウディ作。

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一つ一つ作品を鑑賞しながら、件の洞窟のあったところの岩に張り付くように造られた小さなチャペルに着きました。

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その中にいらしたマリア様。

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これはレプリカなのでしょうが、

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それでも、こんなふうに険しい岩山の中に素朴にチョコンといらっしゃるのを見ると、
感動してこみ上げるものがありました…

それから修道院のところに戻り、いよいよ、
その隣の大きな教会堂に祀られた「黒いマリア様」に会いにいこうと向かったら…
驚くほどの長蛇の列。
1時間程かしら、並んで並んで、やっと御目通りを果たしてきました。
ガラスケースで覆われていますが、右手にお持ちの玉にだけ触れることができます。

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カタルーニャの人々の聖地であるこの場所の清々しい空気に包まれることができました。
ここに来ることを勧めてくれた友人に感謝です…

このあとバルセロナ市内に戻っての、
またしても大感動のガウディ鑑賞のことは
またあらためて・・・


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by mamimi-loves-leo | 2017-07-09 18:59 | お泊まり | Comments(4)

オラ!スペイン三日目の後半は

昨日、睡魔と戦いながらブログを書いて、
実はそのあとちょっとウトウトしちゃってからの後半戦。

最初はピカソ美術館へ。
ピカソのご家族が寄贈したたくさんの作品が、ピカソがまだ父親の指導で絵を描いていた10代始めの頃のものから「青の時代」まで順を追って並べられています。
当たり前だけど、すすすごい才能!
10代前半の作品がすでに巨匠の域!
「ピカソ」と聞いてすぐ我々が頭に思い浮かべる抽象画の原点には、計算し練習し尽くされた膨大なデッサンや習作、生きて話しかけてきそうな人物画や思わず触れてみたくなるようにフワッと巻かれた薄物のストールなど、中学生が描いたなんて信じられない作品の数々に絶句…

その後も、彼が感銘を受けたエルグレコやロートレックやその他の画家たちの作風の模倣のような作品もあり、ピカソが彼独自の表現方法を確立していく過程が垣間見られるような、とても興味深い美術館でした。

オーディオガイドを借りて丁寧に拝見していたのですが、だんだん疲れが溜まってきて最後は集中力も途切れ途切れ、なんとか最後まで鑑賞して、
美術館を出てから倒れこむように近くにあった「UDON」やさんに入り、コスパの大変悪いラーメンをすすってホッと一息ついて、

さあ!いよいよガウディです!
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グエル公園。

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日暮れどきの景色が最高!ということで、娘が一番遅い時間帯の予約を入れてくれたのですが、何しろここ、日没が遅くって。
サンディエゴの8時半の夕焼けも驚いたけれど、バルセロナは9時半日の入りですよ。

涼しい風に吹かれながら、
暮れなずむ公園をボーっと眺めて、

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昨日も長い一日、無事に終わりました…


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by mamimi-loves-leo | 2017-07-08 20:00 | お泊まり | Comments(2)