雪山での修行で疲れ果てた私たちが、癒しを求めて向かったのは
「
野尻湖 ホテルエルボスコ」
その昔は 「野尻湖プリンスホテル」 だったこのホテル。
プリンスホテルの、あまりに無策で安直な拡大作戦にのっとって
やたらと増築してもうめちゃくちゃになっちゃった「苗場P」や「志賀高原P」とは違い、
清家清氏設計による、周囲の地形、景色と調和した美しい小ぢんまりとしたホテル、として
当時からホテル好き、建築好きの人々の間では静かな人気を誇ってました。
当然私も行きたいと思っていたのですが、機を逸しているうちに、
5,6年前からの、プリンスホテルの見直し、立て直し計画の中で
プリンスとしては廃業しちゃった、手放しちゃったと聞いてがっかりしたのですが
友人から、その後経営が変わっても
「基本的には以前のまま、やっているみたいよ」と聞いていて、
今回の姉夫婦との旅行にはピッタリだわ!と、早々に予約して楽しみにしていました。
対岸から見たホテル。周囲と完全に調和していますね♪

ロビーの天井は高く、落ち着いた色調ですっきりと広がり

正面は大きなガラスで、その向こうに広がる湖の景色にしばし見とれてしまいます。
「チェックインはそちらの椅子でしていただきますので、どうぞおかけになって。」と、車から私たちの荷物をカートに乗せて運んでくれた黒服スタッフ。
ああ、良かったー。思った通りの、ゆっくり癒しのホテルだわ~と、修行でクタクタの足を休めるべくすぐ座り込み、湖をボーっと見つめます。
ほどなく、オレンジと何かのミックスかしら、と思われる爽やかなジュースが饗され、、、
ここで、
両手にいっぱいファイルやら紙やらを抱えた、「研修生」の札を付けた若ーい女の子登場。
ようするに、私たちと姉たちと、部屋ごとにそれぞれ宿泊表を書いて、とか、
食事は何時、とか、温泉はないけど近くの掛け流しの施設へ送迎がある、とか
(HPで私は全部知っていたことなんだけど)
そんなありきたりの説明をするのに、どれだけ時間がかかるの!という感じ。
ひと文述べては、持っているマニュアルをジーッと見て次を確認し、
また何か言いかけては、マニュアルを二度見し、「あっ!」と言い直し。
もういい加減にして~、早く部屋に入らせて~!と思っていると、後ろから
「お聞き苦しくて申し訳ございません。おわかりいただけていますか?
今年の新人でございます。」 (わかっとるわい) 「地元の子です。この辺りのことなどお聞きいただければ本人張り切ってお答えします。」姉も仕方なく「頑張ってください」なんて言って、私も
・・・長女と同じぐらいの子だものね・・・仕方ないわね・・・と思ってニコニコ耐えたけど
「私たち、ここでゆっくり休みに来たの。練習のお相手はするつもりないの。」って、喉まで出かかっちゃいました・・・ ほんとーうに時間かかっちゃって。
やっと説明が終わって、それから彼女が鍵を取りにフロントへ行って、
・・・鍵だけ受け取ってさっさと行きたい・・・と思ったけど、彼女と一緒にお部屋へ。
そこでまた
「説明をしますので、皆さまこちらへ集まっていただけますか。」
とかなんとか言い始めたけれど、
「わからないことがあったらお電話でお訊きするわ。鍵下さる?」と、ついに言って、お引き取り願いました・・・

やっとお部屋・・・ ああ、でもやっぱり素敵ないいホテルです・・・

このあと、私はベッドにダイブ。気を失うように仮眠しました・・・
そして夕食。
この大きなガラス窓のところがレストランです。

レストランの雰囲気も申し分なかったのですが・・・
ここでもちょっと・・・なことがあって。
今回、このホテルを私は「一休」経由で予約したのです。
なぜなら、
●プラン名称 :【あなたのNo.1 に感謝】【冬得】20%OFF!冬眠中タイムセール!
選べるワンドリンク付~2食付
●食事 :夕朝食付
というプランを見つけたので。
「一休」からの予約確定メールをPCから携帯に転送して持っていたので、
私はお食事を始める前に、けっこうベテラン風のウェーターに訊いたのです。
「フリーのドリンクは、選ぶ飲み物の枠が決まっていますか?」と。
ウェーターはこのプランを知らないようで、私の携帯を覗きこみ
「なにかの携帯サイトですか?」と言うので、
「いいえ、一休からのメールをPCから転送したのです。」と言うと
「お待ちください」と言って下がり、
少し待たされてから、もうちょっと上の人っぽい人が来て
「はい。お飲物のメニューからご自由に選んでいただいていいですよ。」と。
それで、ミックと夫は生ビール、姉は「信州ワイン飲み比べ・2杯セット」、
私は「信州リンゴとスパークリングワインのカクテル」を頼んで、乾杯♪
お食事はとても美味しかったです。


撮り忘れたけどお肉のお皿も出て、ボリュームもたっぷりだけど
一つ一つが上品な優しい味付けなので最後まで美味しくいただけました。
サービスについてくれた人も感じ良くて、パンのおかわりもすごくマメにきいてくれるし。
そして、お食事が終わり、
追加の飲み物分のサインをするべくチェックを頼むと、
飲んだ分がぜーんぶまるまる付いているんです。
あああ、イヤだなあ、また言うの・・・と思ったけれど、また最初の人(が伝票を持ってきた)に
「プランの件は・・・」と言うと、いい終わる前に
「ああ、携帯サイトですか。」と。
さすがにカチンときて、違います、先にお伺いしたでしょう?と言うと
また下がっていって、協議したのでしょう、帰ってきて
「失礼いたしました。
このプランは千円以下のお飲み物となっておりますので、
お代り分含めたビール3杯と、飲み比べのうちのひとグラスをサービスさせていただきます。
その他の分をお支払いいただけますか?」と。
「わかりました。お払いいたします。
ただ、最初にお伺いしたときにその御説明がないのはおかしいですよね?」と、一言確認しておきました。
あちらはイマイチピンと来ていないまま終わった感じ。
客寄せで設定したプランなんだから、ちゃんと把握しておいてよ!と言いたい
がっかりはこれで終わりじゃなくって・・・
レストランからの帰り道、姉が「実は・・・」と。
「バスがすごくイヤな匂いなの。
お湯をためて、ゆっくり浸かりたかったのに、匂いで断念したの・・・」驚いて、何が匂うのかちゃんと姉に調べてもらったら、
なんとシャワーカーテンのすその辺り一帯が、もう信じられない匂い。
腐敗臭とも、アンモニア臭とも言えるような、蒸れたタオルの匂いの10倍以上の悪臭。
すぐに電話をしたら、しばーらくたって女の子が替えのカーテンを持って来ましたが
クンクン匂って首をかしげるばかり。早くお風呂に入りたいのに。
たまりかねた姉が、その辺りを指でこすって彼女に匂わせたら
「ああっ!」と、やっと驚いてカーテンを替えてくれました・・・
こんなに書いておいて・・・なんですが、
ホテルはすごくきれいでいいホテルなんです。
お食事も美味しいし、スタッフもフレンドリーで丁寧。
私たちの運が悪かったのでしょう。
あるいは、格安プランで泊まったりしたから?
すごく居心地よさそうに、ニコニコ寛いでいらっしゃる他の方を見て
いいなあ~! って思っちゃいました。
いいなあ~、このホテルに気に入られて。
私たち、嫌われちゃったわよ~、、、と、トホホな気持ちでした・・・
溢れて止まらぬ愚痴、大変失礼いたしました。
明日は楽しい最終日のことを、あとちょっとだけ・・・つづきます。
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