カテゴリ:お泊まり( 192 )

同窓会 in 箱根 お食事編

お食事は本間でいただきます。
環翆楼のお食事は、薄味で上品な懐石料理。 おだしの風味重視。

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先附は賀茂茄子の煮浸しの上に生うに。
        優しい味の前菜 生湯葉の上に蟹。



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お椀の中の鱧の小骨が・・・
飲み込むにはちょっと厳しいものあり。

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お刺身は美味しかった。普通に・・・
 


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煮物ふかひれが入ってたけど、
あっさりおだし風味とあまり馴染んでいない気が。



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     肉料理 和牛ステーキ・・・
     とお品書きにあったので
     「え~。食べられるかしらぁ・・・♪」
     と言いながら待ったら。全然食べられた。
     オクラの向こうにちょっとつき出てますね。
     一(おちょぼ)口ステーキ 三切れ。



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揚げ物
鮎、沢蟹。
   

   酢の物
   みる貝、
   赤貝、
   若布。


お部屋出しの宿命とはいえ、とにかく時間がかかる。 インターバルが長ーーーい。
呑ん兵衛 お酒をたしなむ人ばかりだったけど、それでも手持無沙汰になるぐらい。


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ついにお食事到来!鰻入り麦とろ御飯♪ 




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とろっとかけていただきます。
でも・・鰻の味がしないのはなぜ。




今回は本当に待望の温泉旅行。実現したことでとてもhappyだったし、
みんなナイスな友人で、探して予約した私への気遣いもあってか全てを喜んで
「素敵~、美味しい~」と言ってくれたし、決して不味くはない。決して。
でも、あまりにも普通。ちょっと斜めに見る人だったら、突っ込みどころだらけだったと思う。
(私のコメントも文句っぽい・・・ 斜めに見る人=私?^^;)
あれをもう一度~、と思うものはなかったし、平板な味の流れ、食べにくいものも多々。
文化財のような(なのかも。)建物や、美しい自然あふれる見事なお庭、貴重な宿だと思うし、
お湯もとてもいいし、それだけに是非いつまでも残っていてほしいけど、、、
歴史ある=古いゆえにどうしても伴う、
現代の快適な暮らししか知らない人にはあるだろう居心地の悪さ(空調や湿気など)を
補って、できれば余りあるナニカがもっと必要なのでは。
見事な建物、お庭だけでは、今の(これからの)人はそうはリピートしないのではないかしら。。。

a0157174_162174.jpg朝ご飯はこんな感じ。撮り忘れたけど、
小ぶりな鯵の開きとしじみのお味噌汁と

      この手づくり豆腐がついた。
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      体に良いもの優しいものばかり。
      一つ一つ美味しいのよ。でも普通・・・


もちろん奇をてらった凝りすぎ料理が好きなわけじゃない。
でも「話のタネ」になるぐらいの印象に残る一品がほしい。
それはきっと・・・箱根は高いとはいえ3万円以上払っているからかも。
部屋が広いためだけの金額なのかしら、と思うと次はちょっと考えよう、と思わざるをえません。
素敵なお宿なだけに残念。。。





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by mamimi-loves-leo | 2010-07-13 16:43 | お泊まり | Comments(6)

同窓会 in 箱根 お部屋編

高校時代の仲良しみんなの念願だった温泉旅行。
梅雨時とはいえなにもそんなに降らなくても・・というぐらいの大雨の一夜、
激しい雨音と水量を増して勢いよく流れる川音すらかき消すほどの大声・笑い声が絶えず。
離れにしておいてほんとによかった。。 

泊ったのは 強羅環翆楼 離れ錦華亭  はい、もちろん私が探しました。
結果的に今回は6人だったけど、そもそもは8人で行くつもりだった。
8人で一緒に泊れるところ、東京から2時間以内で行けるところ、ということでここに決定。

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天皇もかつてお泊まりになった老舗中の老舗。
もとは財閥岩崎家の別荘であった建物。
木々の生い茂る広大な庭園の中にある、
一番広い離れの部屋だ。


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二間続きの本間。

  離れて奥まったところにもう一間。





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その間にある、なんとも懐かしい雰囲気の洋間。
この作りはこの旅にピッタリ良かった。
ここが語り合い会場。眠い人は和室へ。



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                         本間から見た、
                          語り合う人々。



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内風呂は二か所。
       どちらも源泉かけ流し。24時間適温♪


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「お湯がやわらかい、ってどういう意味だかわからない」
という方がいたら、ぜひここのお湯に入ってみてほしい。
優しい、包み込まれるようなお湯。無色透明だけど濃い。



この離れからは共同の露天風呂へもすぐ行ける。7、8人は入れる、緑に包まれたお風呂だった。

とにかくあふれる緑、緑、緑。  部屋から見えるのは緑だけ。  聞こえるのは川音と雨音だけ。
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雨にぬれていっそう瑞々しい緑の中で、降りこめられて包まれたような落ち着き。
日本家屋のカビ臭いような匂いすらも懐かしい昭和の子たち。タイムスリップにぴったりの舞台。
お手洗いはリフォームされているし、お掃除は行き届き、お布団も清潔で快適。
それでも「古い」ことは否めない。モダンデザイナーズ好きの方には対極の宿だ。
この広い離れは最高だけど、ちらっとのぞいた母屋の普通の部屋に泊まりたいだろうか・・・
それなら居住性の高い快適なモダン旅館の方が良いか。  難しいところだ。

雨が強くてお庭を歩けなかったのが残念。でも開け放した窓からの景色だけでもたっぷり森林浴。





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by mamimi-loves-leo | 2010-07-12 21:54 | お泊まり | Comments(4)

3年C組 温泉で語りたい

私の通った高校は、音大付属の音楽高校。
当時は、かろうじて高校としての文部省の決まりごとをギリギリクリア、という感じの
私塾に近いような、とにかく音楽、演奏がいちばん大切!な全く特殊な学校だった。

1学年3クラス。ひとクラス30人ちょっとのうち、男子は3、4人。
高校から全てを音楽にかけてしまう、という
ある意味とてもリスキーなことをする男子は(許す親も)そう多くはないし、
男子人口のとても多い管・打楽器は、
中高の部活で出会って魅せられる、というような人がほとんどのため、
そういう男子たちは大学から入ってくるから、音楽高校は自ずと女子が多くなるのだ。

圧倒的多数のピアノ科女子の殆どは、まあ大まかに分けて
ピアノ大好きで真面目で熱心で、将来ピアノ教室や
あるいは教職課程をとって学校の先生になる、という人たちと
早くも世間の常識は関係なし、ピアノだけちゃんと弾いてればあとはどうでも系の人とがいた。
私たち弦楽科女子も同じだけど、ピアノ科より「常識は二の次」系の割合が多かったと思う。
私も多分そちらに近かった…そちらだった…と思う。
一般教養の授業はサボりまくって、大学生と一緒のオーケストラや室内楽にばかり夢中だった。

当然クラスの仲良しは全部、「二の次」系の人ばかり。
その証のように、仲良しピアノ科の3人は音大に進まず、高校卒業と同時に留学していった。

その後はしばらくバラバラのままだったが、
きちんと母校に残って先生になった友人たちの尽力で
20年ぶりぐらいのクラス会が開かれたのがもう10年近く前。
再会後は、前にも書いたけどちょうど人生のタイミング的にも自由や余裕が手に入り始めたころで
ゆくゆくもっと自由になったら一緒に温泉にでも行きたいわねー、と言いながら
3、4か月に一度ぐらい集まっていて、ふと気付くと結局当時の仲良しだけが残っていた。

みんな自由になったようで、仕事が変わったり、子供が受験だったり、親が病気になったり、
あるいは自分が病気になったりと人生いろいろ。
再会から10年近く経って、やっと!
クラスメート7人で温泉に一泊する計画がまとまった003.gif

ところが・・・なんと一人のお父様が三日前に急逝・・・年を取るというのはこういうことなのだ。
6人になったけど、この機を逃すと次も覚束ないので決行することにした。

梅雨の真っ最中、旅行のタイミングとしては??だけど、そんなことは言っちゃいられない。
実現不可能かと思われた旅行。夢なら覚めないうちに行ってきます041.gif

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  ごめんねー、れお。


   



        いってらっしゃーい・・・
     はやくかえってきてね。。。







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by mamimi-loves-leo | 2010-07-11 13:01 | お泊まり | Comments(4)

母の日のママたち

私はつくづく「人との御縁」に恵まれていると思う。
結婚したことでたくさんの新しい友人が増えて、その後の生活がより楽しくなっていったし、
さらに子どもを産んだことで、また新たに多くの素敵な出会いがあった。

今回の小旅行は、特に仲良しの友人ママたち5人との山梨旅行。
そのうちの二人は長男くんたちが無事大学生になって心からやれやれの春。
本人の問題、母親の出る幕はないとはいえ、
受験を見守る母の気持ちのどんなかは近くにいて痛いほど伝わってきた。

さらに一人は元俳優座女優で、子育て一段落であらたに事務所を起こし
旗揚げの「独り舞台」公演を4月に無事みごとに成し遂げたばかり。

そんなこんなの「お疲れ様~これからもそれぞれ頑張りましょう」旅行。
あえてこの週末。母の日。私たち母なので自主申告。
そしてコンセプトは「ザ・観光旅行」、ベタに王道コースを楽しもう、ということで
旅行好きの私がプロデュースを買ってでた。
あえて車で行かずに「周遊券」買ってフルに活用。

昨日の写真は本栖湖の「芝桜まつり」
今年の寒さでまだ五分咲きだったけど、
模擬店の地元B級フード屋台でいろいろ買って食べたり記念写真を撮ったり
たっぷり観光できて大満足。

泊まったのは富士吉田の鐘山苑a0157174_2195095.jpg
ご覧のとおりの大規模温泉ホテルだけど
部屋の大きさ、種類によって
設定がいくつにも分けられていて
個人の旅行にも満足できるように
さまざま考えられている。
お食事も奇をてらいすぎず
少量ずつ多種類で楽しく、
そして美味しい。
大浴場二か所、お部屋にも露天風呂。



そして特筆すべきは
手を伸ばせば届きそうな富士山と
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広大で見事なお庭。 お休み処も数か所あって、ここで半日楽しめるわね、とうっとり。
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今日チェックアウト後は、ホテルの車で
忍野八海に送っていただく。
私は何回か来たことがあるけれど
友人たちは初めて。
日差したっぷりだったので
水はいっそう青く透き通って
みんな思わず歓声をあげた。
お水の美味しいところは
おそばもコーヒーも美味しい。
ゆっくりとお昼休憩。



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そして振り向けば
いつも大きな富士山。
きれい。ほんとうにきれい。
江戸の昔から人々が
何枚も描きたくなるのが
よーくわかる。
つい何枚も写真を撮ってしまう。
絵心はまったくないし
写真の腕も全然ないけど
でも残しておきたくなる。
完璧な天気、完璧な雪具合。



あちらこちらでちょこちょこお土産を買うのはママたちの特徴。
美味しそうだから。子どもが喜びそうだから。
そして・・・それぞれの母たちにも見つくろってあれこれ。
母が好きなの、こういうの。美味しい、母にも買っていくわ。
母の日だし。

そう、私たちはママだけど、母の娘でもあるのです。

by mamimi-loves-leo | 2010-05-09 22:08 | お泊まり | Comments(0)

富士の裾野で

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今日は家族と離れて
友人達と小旅行を楽しんでいます。
ゴールデンウィークの晴天続きの後なのでお天気が心配でしたが、
幸いこの週末も良い天気に恵まれそうです。

by mamimi-loves-leo | 2010-05-08 16:18 | お泊まり | Comments(0)

また来年を楽しみに

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晴天に恵まれた今年のゴールデンウィーク。
その最後の二日間、
富士山に見守られながら
私たちが向かったのは箱根です。

幸いなことに渋滞にあうこともなく
1時間半で御殿場インター着。
出口付近のみアウトレット渋滞・・・
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そして今回泊まったのは・・・
仙石原にある
☆オーベルジュ漣☆

甘栗さんのお泊りブログで知って以来
見るサイト読むブログ全てで大絶賛の
この宿のお料理を
ぜひ姉とミックに食べてもらいたいと
思っていました。

でも二人が今回来るのはゴールデンウィーク。しかもわずか10室の宿のうち3室ほしいわけで
さらに1室は3人泊まれる部屋でなくてはだめで・・・無理かも・・・と思いつつ
予約状況を見てみると、なんとその時点では空きがあったので即予約!

オーベルジュ漣、想像していたよりさらに良かったー

お食事はもちろんコースですが、その中の前菜、お魚料理、メインと
選べるお皿がいくつもあって
お野菜をたっぷり取りたかったりお魚だけにしたかったり、
ラムが好きだったり嫌いだったり
我が家の7人もそれぞれに楽しめたし
デザートはまた別のメニューが来て選択肢がたーくさん。
そして出されるパンはどれもあつあつで美味しい~!

もちろん喉元までいっぱいになってごちそうさまをしたわけですが
厳選された材料で丁寧にヘルシーにできているせいかイヤな苦しさはなし。

朝も選べるお皿たくさんの楽しいコースで、
私はお豆腐のステーキ味噌ソースを選んだのですがほんとに美味しかった!
夜も朝も、すべてのお料理のメインはもちろん、
ちょこっと添えられた付け合わせの一つ一つがまた秀逸。
苦手なものでも味付けとバランスで美味しく感じられる。
ミックもソラマメが大嫌いで
「8歳の時に食べたきり。後にも先にもあの1回だけ。」
と言っていたのに、美味しい!とびっくり。

そしてあのお湯!掛け流しの白濁した温泉!あー今すぐにまた入りたい~・・・

温泉にゆーっくりつかって、各部屋にあるマッサージチェアにもまれ、
貸してくれるDVDを見たり本を読んだり。
そして体が冷えたらまた温泉につかる。

ゴールデンウィークの、そして姉夫婦との家族バカンスの終わりにふさわしい
静かで上質の癒しの宿でした。

帰りも渋滞はたいしたことなく、午後早々に帰宅。
そしてれおは・・・迎えにいったらぐっすり寝ていました。
昨日預けたときも、預け先の奥さまになぜられてしっぽを振っている間に置いてこれたし
本当に心配を軽くしてくれるいい子です。
もちろん娘に気付いたら大喜びおおはしゃぎ、家でも一人一人にはしゃいでじゃれて
大興奮のうちに再会を喜び合いこちらは不在を心から詫びて・・・

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お留守番させてごめんね。
疲れたでしょう?
でもおかげさまで
おばあちゃまとミックと
みんなでまた
旅行に行けました。
次はきっと来年。
またみんなが元気で
一緒に旅行に行けるように
れおも願っててね。

by mamimi-loves-leo | 2010-05-05 21:53 | お泊まり | Comments(4)

旅の終わりに

さあ、今度こそ春ですよね! ・・・ということで、
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やっとお花を植えてみました。様子をみてもう少し足していこうか、と。
でもすべては・・・れおくん次第ですが。お願い、掘らないで~056.gif

京都から帰る日、どうしても行ってみたかった場所に寄ってきました。 十円玉でお馴染みの…

宇治平等院鳳凰堂a0157174_14281550.jpg

藤原氏の財力を投じて
西方浄土を現した、という話や、
鳳凰という伝説の鳥の
神秘性とかが混ざりあって
一目拝みたい憧れの地、
だったのですが・・・

お天気が良くなかったせいか
寂しい~感じ。
お堂の中も予想以上に暗くて。

その中にどっしりと座っていらっしゃる阿弥陀如来像は、そんな私の勝手な予想とか関係なく
一千年以上人々の願いを聞き続け静かに祈り続けていらして、
この先もずっと変わることなくそのままおられるであろう厳かさに満ちていました。

裏手にあるミュージアムではCGを駆使して建立当時の姿を再現していました。
金ぴかで、極彩色で、これはやはり当時の人々を圧倒したのだろうと納得。

宇治といえば!で、お土産はお抹茶味オンパレード♡a0157174_15191154.jpg
抹茶プリン、抹茶ようかん、抹茶生八つ橋、
関西限定抹茶クリームコロンに抹茶キットカット。
あとは帰るだけだったので
思いきり買いこみました。
お姉ちゃまたち二人でれおのお世話を
ご苦労様でした(^^)

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              平等院のすぐ脇の道にも
              こんな看板。
              なんて罰当たりな人が・・・!

by mamimi-loves-leo | 2010-04-19 15:37 | お泊まり | Comments(0)

京都お茶屋遊び体験記 その弐

京都、というとすぐ浮かぶ「一見さんお断り」というフレーズだが
これはごく一部の料亭と、そしてすべてのお茶屋のことらしい。
お茶屋のお客になるには必ず紹介者がいて、
なおかつ女将さんに気に入られることが必須だという。

私たちの水先案内人M氏は、仕事で知り合った「京都の師匠」に連れられて3年そこに通い、
4年めに入ってやっと彼自身のお帳簿を作ってもらえたという。
ここで初めて彼はそこの客となり、彼もまた誰かを連れていけるようになったのだ。

五花街にはそれぞれたくさんのお茶屋があってそれぞれの街に属した舞妓、芸妓がいる。
そしてお客は、一つの花街に一つのお茶屋としか関わってはいけない。一生に一軒。
中には大きなお茶屋で法人会員的に接待に使うところもあるらしいが
M氏が連れて行ってくれたのはこぢんまりした個人客のみのところ。
入ってすぐの暖簾の奥には飾り気ない「ホームバー」のようなカウンター。
ここは一人でふらっと来て、ちょっと飲んだりするところ。
私たちはお座敷遊び希望なので、狭くて急な階段を上がった二階に通された。
十畳ほどの板の間とそれより少し大きいお座敷。
お茶屋ではお料理は作らないので仕出しのお弁当と、
M氏があらかじめ用意しておいてくれたシャンパンをいただく。

a0157174_17202095.jpgそのうち階下に華やかな気配が…と思ったら、
いよいよ舞妓さん登場。
さきほどの舞台を終えて、
急いで駆け付けてくれるのだ。
さらに芸妓さん、お三味線の地方(じかた)さん、と、計3人。
彼女たちがいつものメンバーみたい。
しばし飲みつつ談笑して、さあ遊びましょ。               

a0157174_1723757.jpg          a0157174_17484057.jpg 

彼女たちはとても物腰柔らかく 
まったく気取っていなくって
でも落ち着いていてお品よく。
30日にも及ぶ公演の最中で
今日も4回の本番を終えてきたという疲れを全く見せずに
サービス精神満点で
盛り上げてくれる。               ♫とらと~らとーらとら♫

そんなこんなで3時間ぐらい、飲んで食べて大笑いしておひらき。

そのあと、次は上七軒に移動~ そちらにも一軒、お馴染みがあるという。
上七軒は最も歴史が古く、格もプライドも高い花街、ということなのだけど
地理的にか祇園の華やかさには比べようもない。
私たちの行ったお茶屋さんはそれこそ「秀吉が・・・」的老舗なのだが
現在の店主の意向で一部現代風にアレンジされていて
その新しき隠し部屋風洋室に通されて、上七軒の舞妓さんと芸妓さんが来て・・・
そしてなんとカラオケ・・! 意外・・

そこは2時間たらずで終えて、M氏と別れ、Y夫妻とホテルへ戻った。
「ふ~~ッ・・ いろんな世界があるものね~・・」
「部屋でビールでも飲みますか」
「そうしましょそうしましょ」    最後はいつものメンバーで、変わらぬ友情に乾杯!

これがヤミツキになるかならないか、本当に人それぞれだと思う。
最初の都おどりの例はささいなことだけど、
お茶屋さんを通すと通さないでは料理屋さんも一般価格とは違うらしいし、
昼間も舞妓ちゃん連れで「知る人ぞ知る」美味しいお昼を食べに行ったりできる。
こういうお馴染み感、特別感が安心で大好きな人がたくさんいるのだろう。
男性のみならず女性でもお客さんはたくさんいて、
カウンターにふらっと来て飲んで話していく。
私たちが帰る時も一階のカウンターにはアラウンド・シックスティな感じのご婦人がお二人、
ゆったりと女将さんと話していらした。
京都の女性のみならず、最近は東京の人も多いそうだ。

私はまだまだその「馴染んだ感」をまったり楽しむ域には入っていないよう。
一度経験できただけで私にはじゅうぶんだなぁ。。
でも今回の体験は本当に千載一遇のチャンス、百聞は一見に如かず。
後学のためにもこんな機会を下さったM氏には感謝感謝。
           

by mamimi-loves-leo | 2010-04-18 20:40 | お泊まり | Comments(4)

京都お茶屋遊び体験記 その壱

a0157174_16163924.jpgホテルで仲良しのY氏Sちゃん夫妻と合流し、
まず向かった先は 祇園甲部歌舞練場
かの有名な 都おどり を見学。
京都には五つの花街があって
(祇園甲部・上七軒・先斗町・宮川町・祇園東)
それぞれに歌舞練場を持ち
それぞれに踊りの会を催しているが
一番期間も長く盛大なのは何といっても
祇園甲部(通常祇園と呼ぶのはここのこと)の
都おどりであろう。
歴史も古く今年で138回を数える。

毎年4月1日から30日まで、約1時間の舞台を毎日4回。
800席以上ある劇場でこれだけの公演を埋めるのだから
当然旅行社の企画ツアーやネット経由の個人的申し込みやで客層は様々、
接待風の背広軍団や外国人ツアー客も多くみられる。
でも私たちはお茶屋を通して申し込んだお茶屋のお客さん
会場入り口で私たちを待っていたのは、M氏行きつけのお茶屋の仲居さん。
仮にヒロコさんとしておこう。
さささ、こちらに~、と先導され、ささーっとごった返す人ごみをすり抜けて進む。
開演前にお抹茶とおまんじゅうをいただく大広間があるのだが、そこもとても混んでいて
席が空くのを待っている人がいたのだが、私たちは待たない。
ささ~っと席が作られ、ささ~っとふるまわれる。
こういう細かいところがお茶屋のお客のお客たるところなのだ

公演はとても興味深かった。三味線や笛、鼓、太鼓など、生演奏での踊りが続く。
群舞やストーリーのあるものなど、どれも毎年書き下ろしの新作だという。
舞妓さん芸妓さんたちはローテーションで、今日は舞、明日は鼓と替わるという。
私は職業柄、さらに席が鼓や太鼓に近かったこともあり、そちらに目が釘付けになってしまった。
ハタチやそこらのお嬢さんたちが、胸を張って決然と、一生懸命たたいている。
私は経験者だから言えるが、客席にあんなに近くの高いところで堂々と演奏する、
しかも馴染みのない邦楽独特の間合い、様々数多い演目、長く出ずっぱりで。
これは、よほど一生懸命お稽古しないとできないことなのだ。しかも踊りと楽器両方。
舞妓さんになりた~い❤なんていうだけではできないことだと思う。
きちんと地に足を付けて、自覚と責任を持った職業人なのだ。あの若さ、可愛らしさで!

a0157174_1724889.jpg公演が終わると、またヒロコさん先導で
私たちはささ~っと会場を後にする。
歌舞練場の楽屋口では舞妓さんを一目見よう、
写真を撮ろうと「出待ち」する人たちがたくさん。
この路地の奥が「だんだん」のロケ地、と覗く人たち。
でも私たちは立ち止まらない。
「勝手知った顔」ですたすた進む。
祇園の小道をどう歩いたかしら、全くわからないけど
「お疲れさんどした~」
いよいよお茶屋さんに足を踏み入れた・・・

by mamimi-loves-leo | 2010-04-17 17:40 | お泊まり | Comments(0)

いにしえの人の心

4月14日朝。
私はいつもどおり娘たちの朝の準備をして送り出し、
夫はせめてもの罪滅ぼしにと、6時過ぎからたっぷりれおとお散歩。
それでは行ってきます~
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東京発9:00の「のぞみ」で京都へ。
4月にしては寒いけれど晴天。
後輩M氏との待ち合わせは夕方4時半だけど
普通の平日に休みをとることなんて
ぜーーーったいしない夫の奇跡的行動を
フルに有効利用するべく、例によって私の
情熱的下調べと提案・検討の結果・・・

京都駅内の「ウェスティンホテル・サテライトコンシェルジェ」に荷物を託して(1個300円)
そのままJRで「山科」、地下鉄東西線に乗り替え「醍醐」へ。

a0157174_924859.jpg 醍醐寺

秀吉の催した「醍醐の花見」で知られた
真言宗醍醐派の総本山。
醍醐山すべてを寺域とする広大な寺で
山麓の下醍醐から山上の上醍醐まで
歩いて1時間以上かかるという。
今回は時間がないので下醍醐だけ。
いつかゆっくり歩いてみたい山寺だ。
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二度の焼失後、秀吉の命によって
1600年に完成した金堂
951年に完成した京都最古の木造建築
五重塔が国宝。
去年春のJR「そうだ京都行こう」CM の舞台であったことで、桜の時期には
「東京から客がアホみたいに来よる」(タクシー運転手談。おもしろい人だった)そうで
桜が終わっていて寂しいけど、ゆっくり空気にひたっていられて、むしろ幸せでした。

醍醐寺が伝承している10万点以上の仏像・絵画等の寺宝を収蔵、展示している霊宝館
そこをさっくり拝見して、次に行こう・・・と入ったのですが・・・出てこられませんでした。
「本物」の発信するメッセージの強さ。一つとして受け流せないのです。
9~10世紀の名工たちの残した仏像。信仰をもっていない私にさえ聞こえてくるようなナニカ。
指先、まなざし、たたずまい。
人もまばらな静かな中で、じ~っと見つめてしまいました。やどってる・・・。

慶長3年、醍醐寺で催された、日本史上最大の豪遊とも言われる「醍醐の花見」
秀吉が1300人以上の侍女たちを従えて行ったこの花見のために、
近隣から700本もの桜を集めたというが、しょせん今となっては「歴史上のできごと」の一つ。
そのとき女性たちがしたためた和歌の短冊も、たくさん残され保管されている。
北の政所、淀殿、その他たくさんの側室、侍女・・・
皆さん達筆だなー、和歌が苦手だったら辛いだろうなー、ぐらいな気持ちでささっと拝見。

ところが。日記です。
当時の醍醐寺の座主であった80代義演准后の日記が、実にきれいに残されているのです。
もちろん達筆すぎてまったく読めませんが、部分的に口語訳されたパネルが隣に置いてあります。

醍醐の花見から遡ること一年。慶長2年3月(現4月)。
突然、まったく前ぶれなしに太閤秀吉様がやってきた、と。驚くことこの上なし。
とにかく慌ててお掃除を命じてなんとかすませた。
桜をご覧になって機嫌よくお帰りになった。よかったよかった、という感じ(私の意訳です)
わかる~!わかるわ~!
義演さんは、応仁・文明の乱のあと荒れ果てていた醍醐寺を復興した中興の祖といわれるお方。
その大きな後ろ盾が豊臣秀吉、彼の帰依なしにはできなかったでしょう。
その人が突然来ちゃった。抜き打ちチェック?!
慌てたでしょう、それはそれは。あー、なんて人間的。
しかも、そのときに、家康も随行してきているのです。秀吉が家康を連れて。物語のような事実。
迎えた方の人間的記述によって、すべてが物語から生活・日常に変わっていく。

そのとき秀吉が気に入ったからこそ、綿密に用意された翌年の花見があったのでしょう。
もちろんその日の記述もあります。太閤殿、一日中楽しまれた。よかったよかった。
女性たちの席順も残っています。あちらを立てて、こちらを立てて。
外伝では、杯の順番について、正室北の政所の次を淀殿と松の丸殿が争ったとか。
そんなこともあったでしょう、きっと。
そんな目で見ると、先ほどの短冊が急に興味深く見えてくる不思議。
たくさんの侍女たち。政所の侍女。淀殿の侍女。この側室の侍女。あの側室の侍女。
みんな張り切ったのだろうなー。
せっかく連れてきていただいた、この日の感激をなんとか表したい!お目にとまりたい!

そういうわけで、予定時間を大幅に過ぎて、やっと霊宝館を後にしました。
お天気も良かったし、のんびり歩くはずが、タクシーをひろって移動。
小野小町ゆかりのお寺をささっと見学して(しょせん伝説だからね)、再び地下鉄東西線に。
「蹴上」で降りて、ウェスティン都ホテルにチェックイン。休む間もなく「夜の部」への支度・・・
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             霊宝館まえの枝垂れ桜。数本だけ残っていてくれました

by mamimi-loves-leo | 2010-04-16 12:50 | お泊まり | Comments(2)