高千穂、おもてなしの心

九州旅行初日、

「旅館 神仙」でのチェックイン時の説明の中で、
夕食後に近くで行われる「観光夜神楽」を見学しませんか、とのご案内をいただきました。

高千穂の夜神楽については、
事前に得た知識では冬場(11月~2月)の夜に行われるとのことだったのですが、
それ以外の季節でも「観光神楽」として、旅館近くの「高千穂神社」の神楽殿で
毎晩8時から9時の一時間だけ、ダイジェスト版のように人気の演目を演じているということ。
(本当の夜神楽は冬の夜、10時から朝の8時ごろまで行われるそうです。)

送迎をして下さると言うので、ぜひ!とお願いすると、
「では、せっかくですからきれいな色浴衣でお出かけになってはいかがですか?
 着付けもお手伝いさせていただきますが。」
 と。

色浴衣サービスについては、今までにもいろんな旅館で見てきましたが、
帯もできないし、せいぜい食事のときに人前に出るだけだし、(しかも有料の時もあるし)
一度として「嬉しい!着てみたい!」なんて思ったことなかったのです。
でも、ちゃんと着せていただけて、しかも夜のお出かけ・・・!となると嬉しくなってきて
これまた全員 ぜひ! とお願いしました。

それから、何十枚もある色浴衣と色帯から、
この際だから派手なのがいいわ、普段着ない色がいいわ、
あーだこーだと迷いに迷ってそれぞれ選び、
お夕食の後に着替えてお出かけすることにしました。

お夕食は6時から、個室のお食事室へ案内していただきました。
                   さすが九州、まだ昼間のような明るさ。お庭の緑がまぶしいです。

先附 
     さざえ磯焼き  牛巻きアスパラ わらび海老巻き蓮根 鰹の麹煮 卵黄味噌漬け  
                                                        蚕豆  鱧寿司

さざえは美味しいおだし味で、貝の底にはワカメが入っていました。熱いのをいただきます。

吸物                            造里
     新緑豆腐 しめじ                    鯛 鱧


九州のお料理は、お味が濃くてしっかりしていますね。
私たちは好きなのですが、薄味好みの方には(お吸い物など)ちょっと塩辛いかもしれません。

それから、忘れてならないのは九州のお醤油。
独特の、みりんと合わせて煮切ったような甘くて濃いお醤油です。
ちょっと使うには美味しいのですが、やはり味の主張がかなり強くて
これを付けちゃうとお刺身も煮物の味になっちゃうようで・・・付け過ぎ注意です

煮物                             焼物
     南瓜萬頭                         山女の塩焼き


そして! 高千穂牛!
                あー、久々に食べた、溶けちゃう牛肉・・・ しかも一人三切れ。ステーキ並み♪

小鉢                              揚物
     もずく酢の物 とろろ                  稚鮎の姿揚げ たで酢
                 鮎も、パリっと揚げ立で運ばれて来ます。はふはふパリパリ頭からいただきます。

あ~、お腹いっぱい~もうダメ~ と言いながら、
九州はなんと言ってもお野菜が美味しいのです。当然、お漬物もすごく美味しい!ので、
ついついご飯もいただいてしまうわけです・・・ お米は五ヶ瀬自然米ひのひかり。

「デザートは、夜神楽からお帰りの後、お部屋にお持ちしましょうか?」
と言っていただいて、そうしてください!と。 嬉しい~


お部屋に戻り、かなりお腹がポンポコではありますが、色浴衣に着替えます。
すぐ仲居さんが二人来てくれて、帯板と紐でくるくるっときれいに帯を整えてくれました。
しかもリバーシブルになった帯をちょっと折って裏の色を出してアクセントにしたり
すごくセンス良く、楽しく着付けて下さいました。

いざ!夜のお出かけです♪ すごくワクワク、楽しい気持ち~ 思い出に残ります・・


8時に少し遅れて車で数分の「高千穂神社神楽殿」に着くと、館内はほぼ満員。
天岩戸の前で踊る天鈿女命(アメノウズメノミコト)のくだりや、
少し動いた戸岩を力ずくで開け放った天手力雄神(アメノタヂカラヲ)の踊りなどと、
ユーモラスなイサナギ・イザナミのやりとりなどで、観客を巻き込んでの盛り上がりも。
興味深いし、とても楽しいひと時でした。

終わって外に出ると、各旅館のお迎えがずらーっと。
                                       いいですね、町ぐるみで盛り上げている感じ。

私たちもお迎えの車で宿に戻り、
お部屋でデザートの「イチジクのコンポート」をいただきました。冷たくて美味しい~
お部屋の露天風呂に入ってのーんびり夜風に吹かれたり、
お布団でごろごろ、おしゃべりしたり・・・こうして充実の高千穂の一日が終わりました。

                                         つづきます。

            


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# by mamimi-loves-leo | 2012-05-19 20:36 | お泊まり | Trackback | Comments(2)

高千穂、不思議な「何か」

いつもの旅仲間4人で九州へ行くのはこれが2回目。
二年半前の前回は、瀬の本温泉「界ASO」と湯布院の「山荘無量塔」への二泊でした。

今回は私がどうしても行きたかった高千穂を組み込んで、
前回とはちょっと違う、でも楽しい旅にしましょうね!と、

5月15日、羽田から阿蘇熊本空港へと飛び立ちました。
・・・ちなみに皆、マイレージ利用。主婦の旅はやりくりの腕の見せ所です

お昼過ぎに着いて、すぐにレンタカーを借りて、高千穂を目指します。
「午後には上がる」という予報と違って、九州は雨。
阿蘇の辺りまで来ると、弱まってきた雨の代わりに霧が立ち込めてきて
そのうちに視界数メートル、
ナビがあるからこの先の道がどう曲がっているかわかる、というぐらいの深い霧に。
「早くも神秘的ねー」「神話の国へ行く感じだわー」と言いながらゆっくり進みます。

だんだん霧も晴れてきて、高千穂町へのトンネルを抜けるころにはなんと雨も上がり
「私たちあの雨で清められたのかしら・・・」と、
最初から不思議な気持ちに包まれての高千穂入りでした。

この日の宿は 旅館 神仙
高千穂地区でいろいろ探して、ここはお料理が美味しそうだし、
なによりもいつものごとく「一休」でお得プランを見つけたので決めました(^^)v
そしてそれは大正解! その理由はこのあといろいろ・・・

旅館の前の道に車が差しかかると、すぐに笑顔の男性が駆け出てきて誘導してくれて
そこから私たちの泊まる本館の門まで行く間に、何人の笑顔に迎えられたことか♪
門の前で車を停めると、どうぞ車も荷物もこのままで中へお入りください、と。

門をくぐると、またいくつもの笑顔でお出迎え・・・
                                   暖かいお出迎えに旅の疲れもほどけていきます。

お部屋に通されて、お茶とお菓子をいただきながら説明を少し聞いて、
さあ!とすぐに出かける準備。私たちにゆっくりしている暇はありません!
最初に行ったのは、宿から車で15分の 「天岩戸神社」 です。

「天岩戸神社」は、岩戸川を隔てて西宮と東宮に分かれていて、
どちらにも拝殿があるだけで本殿はありません。
本殿は、西宮の裏の川を隔てた対岸の深い茂みの中にある「天岩戸」そのものなのです。
「天岩戸」は神域なので立ち入ることはできず、
西宮でお願いすると拝殿の裏へ案内していただけて、
対岸を眺めて「あの辺りです」と教えていただける(撮影は禁止)そうです。

私たちもまず西宮を参拝。

その後、西宮から10分ほど歩いた河原にある
「天安河原(あまのやすかわら)」を訪ねました。

「天安河原」とは、天照大神が天岩戸に籠ってしまった時に、
八百万(やおよろず)の神々が集まってどうしたものかと話し合った、とされる洞窟です。

雨上がりのしっとりと湿った空気、青々と茂った鬱蒼とした木々の中、
河原へと降りる道を歩きます。

その先に、ぽっかりと口を開けた大きな洞穴・・・

その周りにはたくさんの石積みがびっしりと並び、うす靄が立ち、

シンと静まりかえって重々しい、身震いするような空気・・・
まさに八百万の神々の集いし所、
パワースポット、とさらっと言ってしまうにはあまりにも荘厳。

ここには何かがある、絶対に何かがある・・・とシャッターを押すと・・・
                モニターにはっきりと写る「何か」・・・!

驚いて、さらに近付いて写すと・・・

うす靄は立っていましたが濃淡は無かったし、光も差し込んでいなかったし
奥の岩肌に光を返す凹凸があるかと見てもそんなものはなく。
私と一人の友人のカメラには写って、もう一人のカメラには写っていませんでした。
この川の左岸の上方、深い茂みの中にあるという天岩戸。
最初は物見遊山、見たい見たい!と思っていたのですが、
もはや見るのが畏れ多い気持ち。思いを馳せるにとどめました。

私たち4人は皆同じミッションスクールの同窓生、
それぞれの娘たちも同じ学校に通わせている「キリスト教寄り」のニンゲンなのですが
それでも「そこにある何か」を確かに感じ、この国の初めを思ってしまう、
そんな圧倒的なパワーを持った「聖地」でした・・・

「何か」に圧倒されたまま西宮を出て、次は東宮へ。
ここも、高い高い木々に囲まれた厳かな雰囲気。
拝殿の脇から湧き出る水は、御神水として大切に飲まれているそうです。

他の何物で代えることもできない「年月」というものの厳かさ。
これらの木々の一本一本から発せられる精気をいただくべく、
思わず何度も何度も深呼吸をして、
鳥居の外から振り向いてもう一度礼をして、「天岩戸神社」を後にしました・・・
                                
                                             つづきます。

                        





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# by mamimi-loves-leo | 2012-05-18 21:51 | お泊まり | Trackback | Comments(8)

神話の国から戻ってまいりました

二泊三日の九州旅行から帰ってきました。

今回の旅行を一言で言い表すとすれば 豊かな旅 だったということ。
水が豊か、緑が豊か、光が豊か、お湯が豊か、ひとの心が豊か・・・

そして何よりも、この旅で圧倒されたのは、見えない「何か」の存在感。
特に旅前半の高千穂では、
この国に昔からある、全ての物に神が宿る、八百万の神、という考え方が
実感として少しわかるような体験、経験をしました。

あっという間の三日間のようでもあり、
とても長い三日間だったようでもあり。

旅の最後に立ち寄ったのは、二年半ぶりの由布院。
                 前回は紅葉の時期でしたが、新緑の由布院も実に美しいところでした。

                     この旅のようすは明日から、
                                 上手にお伝えできますように・・・





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# by mamimi-loves-leo | 2012-05-17 22:24 | お泊まり | Trackback | Comments(6)

念願かなって…!



高千穂峡…ここに一度は来てみたかったんです。
想像をはるかに上回る美しさ、清々しさ… 深呼吸ばかりしています。
来てよかった、本当に。
この地には、確かになにかを感じます。

# by mamimi-loves-leo | 2012-05-16 13:29 | Trackback | Comments(10)

高千穂の夜神楽、見学中


宮崎県高千穂に来ています。
神話のふるさとで、いにしえの神々のパワーを頂いております。

# by mamimi-loves-leo | 2012-05-15 20:49 | Trackback | Comments(2)