書きたくないけれどー・・・
全てこの寒さのせい、だから次の冬、もしかしたら次の次の冬にも
同じことが起きるかもしれないからそのときのために!と自分に言い聞かせて。
昨年の12月下旬、れおがひどい血下痢を繰り返し、
腸炎、膵炎と診断されて治療したのは書きましたが、
実はその後、先月20日にもお腹が緩くなり、
12月の時は初動が遅かったと猛烈に後悔したこともあってすぐに病院へ。
やはりリパーゼが高めで、でも炎症反応は低かったのですが、
前回この段階で様子見していたら翌日から大変なことだったのでブレンダと輸液をお願いしました。
やはり早く手が打てたのでこのときは症状が悪化することなく数日で快癒。めでたしめでたし・・・
だったのですが、
治療を終える最後の血液検査でもまだリパーゼは下がり切っていなかったのです。実は。
膵炎の主症状としては繰り返す嘔吐があるそうですが、
れおは12月1月とも嘔吐は無し。下痢のみ。
なので厳密にいうと膵炎なのか胃炎なのか腸炎なのか、
でも結果的にその辺りはとても近い臓器なので影響受けるし治療も同じだということで、
れおはそもそもは膵炎というより胃腸炎なんだなー、胃腸炎でもリパーゼ上がるらしいし、
なんとなく「膵炎」より「胃腸炎」の方が馴染みがあるから胃腸炎だきっと、
お腹大切に冷やさないようにごはんも気を付けて・・とそんな感じでいたのです。
その後、れおの体調はしっかりと上向きで、
節分過ぎて季節が春に変わるのに連れてか食欲も安定してきて
安心しきったブログを書いた、まさにその今月九日の深夜、れおの様子が急変。
その夜の10時半まで全く変わりなく、寝る前の目薬をさしたらきっちりご褒美ももらいに来て、
私はいつもどおりリビングのケージにるいを入れて、同じくリビングのベッドに寝ているれおを残して
下階の寝室に降りてスマホなど見つつ寝たのです。
そうしたら12時過ぎ、突然上からるいの激しく吠える声が。
夫が先に気づいて上がり、一歩遅れて私が「どうしたの?!」と言いながら階段を登りかけたら
夫が「れおの様子がおかしい!」と。
私はもう心臓が止まりそうになりながらリビングに駆け上がると、
ハアハアと激しい息遣いでひたすら歩き回るれお。
夫が最初に見たときは暗闇の中、
リビングの隅っこの行き止まりでコンセント周りのコードに足が絡まっていたと。
るいのお手柄でした。ケージの中から様子のおかしいれおを見て、大声で知らせてくれたのです。
すぐに先日来お世話になっている夜間病院にお電話をすると、
ひたすら前に歩くのは痛みの場合が多いというので
また膵炎だ!とすぐに連れて行って診ていただくことにしました。
今までの膵炎は下痢から始まる胃腸先行型だったのに今回は違う!なぜ??と混乱しながら、
とにかくじっとしないれおをソフトクレートに入れると、やっと落ち着いてくれて、
病院に着くころには息遣いもだいぶおさまってはいたのですが
血液検査をすると、リパーゼの数値はわからないのですが他の炎症系の数値が全部高いということで
やはりブレンダ、皮下点滴、痛み止め等を打っていただいて帰ってきました。
翌10日朝、かかりつけ病院であらためて検査すると、
今回はリパーゼは大したことないのにCRPが5.9という今までの最高値。
昨夜はよほど痛かっただろうと本当に可哀そうで可哀そうで、
それでも早く症状が治まったことに感謝しながら、翌日の再検査へ。
11日は朝からスッキリ元気そうでしたが、その日の代々木遊びはれおは欠席して静養、
自信満々で臨んだ再検査で・・なぜかCRPが5.3となお高値の上に、リパーゼまで微増。
先生も頭をひねりながら、とにかくブレンダと輸液を入れて、
このまま症状が治まっているなら三日後ぐらいにまた検査を、ということになりました。
翌12日はとても落ち着いていたので、ゆっくり休ませていたのですが
13日のお昼過ぎ、れおが嘔吐。
嘔吐は膵炎の最も現れやすい症状なのにれおは今までなかったのですが
あーやっぱり膵炎悪化だーと慌てて急きょかかりつけ病院へ。
検査結果はやはりリパーゼが485(正常値160まで)、でもCRPは下降。
もう何が何だかわからないまま、とにかくリパーゼと輸液を続けて、
16日日曜日に再検査することになりました。
毎朝の病院通いもれおには本当にストレスフルで、診察台の上ではブルブル震えるし、
もうそれが可哀そうで辛くてたまらないのですが止むを得ず。
でもそのおかげで症状は消えて嘔吐下痢もなく食欲も上向きで安心して日曜日、再検査。
結果は超良好でリパーゼは130と基準内、CRPは1.3(正常値0.7まで)とやや高いですが
これはだんだん下がる数値なので問題なし、治療終了、となり、
念のための皮下点滴(輸液)だけお願いして、良かった良かったと晴れ晴れして帰ってきました。
ところが。そう、ところが、なのです・・怖いのはここから。
食欲も元気も戻ってきて安心感いっぱいだったれお、
夕食も控えめながら食べて寝ていた夜7時過ぎに、またしても突然、バタバタと暴れ出し、
今回はキュンキュンというかキャーキャーというか、猫のように鳴きながらふらふらと歩き回ります。
かかりつけ病院はちょうど7時で終わっていたので、
車で帰宅途中の夫に電話して、家の前で待ち構えて、
帰ってきた夫の車にそのまま乗り込んで夜間病院へと急ぎました。
このときは前の時より辛そうで車の中でも鳴きっぱなし。こちらも生きた心地せず。
病院でもずっと鳴いていたのですが、40分ほど待たされているうちに落ち着いて、
いざ診察の時にはケロリとして普通に。
先生は、今朝の検査結果と今の様子を見る限り何の治療も検査も必要に思えません、
次からは症状のある時に動画を撮ってくださいね、と。
でもまた夜中に傷みだすと怖いので、鎮痛鎮静剤だけを打ってくださいました。
翌朝、つまり昨日の朝、かかりつけ病院での検査の結果はまたびっくりなことに。
24時間前に130と基準内だったリパーゼが何と一夜にして888!
前夜の救急でブレンダを打ってもらわなかったせいにしても上がり過ぎで先生も悩むばかり。
これではあの大暴れの痛がり様も納得です。
夫と私はあまりの突然の痛がり様に尿管結石的なものかとも思ったのですが
レントゲンでもエコーでも、石も腫瘍もないと。ホッとしたけどなお残る謎。
前日のCRPが1.3だったので、実はまだ膵炎の火種が残っていたのかもと仮説を立てて
もちろん治療再開。今回は消化器症状なしなのでブレンダと輸液のみです。
それで今朝はリパーゼは197まで下がっており、この乱高下の理由を誰か教えてほしい!
今朝下がっていても今夜上がるのではと思うと生きた心地がしていないのですが、
これからは時間外に急に暴れ始めてももう救急に行くことはせずに、
何故ならその痛みは一時間あまりで治まって救急では治療無しにもなるので、
通院の疲労を思えば家で痛み止めだけ飲ませて朝まで様子を見る方がれおのためだと。
れおのためには絶対にその方がいい!けど、冷静に見守れるのか私・・しっかりしなくては。
とりあえずまた金曜日まで毎朝ブレンダと輸液を続けて再検査して、
リパーゼもCRPも完全に基準値内で落ち着くのを見届けてから治療終了ということになりました。
火種を完全に消したい!二度と燃えないでほしい~!
今朝はいつもお留守番のるいも連れて病院に行きました。
一緒にお出かけで喜んだるい、実はワクチンを打たれちゃって激おこ。

激おこぷんぷん丸。
れおも度重なる採血のときに抗体検査もして証明書を書いてもらってあるし、
るいもがっつり8種のワクチンを打って準備万端だし、
これで完全に治して春のお遊びシーズンに突入したい~!と切に切に願い祈りながら。
どうぞとりあえず明日の朝までれおが痛むことなく休めますように!