伊勢神宮・・始まりの朝は粛々と明けていった

「海を見に行こう」ということで始まった今回の旅の計画。

ところが、一泊目に泊まったホテル「タラサ志摩」に
「伊勢神宮早朝参拝付き」という魅力的なプランがあったことから、
計画の主軸がぐぐーっと変わっていきました043.gif

ルルママもフィー子ママも、そして私も伊勢神宮には行ったことがなくて、
それぞれみんな「行きたいな~」と思っていたところだったので、
ぜひそのプランで早朝参拝したいし、さらに内宮だけでなく外宮も、その周辺も、
伊勢神宮をくまなく見てみたい、そのパワーを体感してみたい!ということになったのです。
それぞれ、行ったことのある友人の話を聞いたり、本を読んだりサイトを見たり、
いろいろ事前情報をみんなでそれなりに仕込んで
(そしてすったもんだの話し合いが重ねられたのですが、そのことは追々・・)

まずは、二日目の朝の早朝参拝です。

前夜早寝して、翌朝5時過ぎに起きて、6時にホテルを出て伊勢神宮の内宮へ。
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ちょうど良い冷え込みぶりで、身がきりりと引き締まるような清清しさ。
私たち3人と、爽やかな若いカップルだけのツアーです。

人もまばらで静かな五十鈴川。お清めの川です。
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左の人が地元出身のホテルマンで、運転手兼ガイドとして丁寧に案内してくれました。

ではちょっと「受け売り」をば023.gif

「伊勢神宮」というのは、ここ「内宮」と、5キロほど離れた「外宮」と、
その他周囲に散在する大小合わせて125の宮社の総称です。

ここ内宮の敷地内にもいくつもの宮社があって、
ここは、鎌倉時代の元寇の時に神風を吹かせて日本を守ったとされる
風日祈宮(かざひのみのみや)
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二十年に一度の式年遷宮の際には、
本宮だけでなくて全てのお宮、さらにはいくつかある橋まで架け替えるそうで
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風日祈宮の隣にも、遷宮のためのスペースがありました。
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そのために、この神のエリアには二十年以上の時を経た建造物がない、
繰り返し再生して永遠に若さ美しさを保つ「常若(とこわか)」の思想を体現しているとともに、
次の世代の人へ知識や技術が確実に伝承されるために、
20年ごとに繰り返すというのは最適なスパンでもあるそうです。

そしてこの階段の上が、天照大神が祀られた
「正宮」
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もちろんお参りしましたが、写真はここまで。中は禁止です。


正宮は、天下国家の平穏や、生かされていることへの感謝のみを祈るところで、
個人的モロモロはそのお隣の 荒祭宮(あらまつりのみや) でお願いします。
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こんなふうにね006.gif
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地元の人ならではの、思い入れと愛に溢れた丁寧な説明を聞きながら
ゆっくりゆっくり一周して、
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ホテルに戻りました。


そして、清清しく美味しく朝ごはん♪
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チェックアウトの11時までしばし休んで、
いよいよ私たち三人による「伊勢神宮満喫計画」が実行されたわけですが・・・

・・・さすがは二千年の歴史の重みか、そう簡単には満喫させていただけなかったのですよ・・・
つづきます042.gif


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by mamimi-loves-leo | 2016-10-18 19:32 | お泊まり | Comments(2)

Commented by ルルママ at 2016-10-22 22:59 x
あれやこれや本やネットで調べたけれど、百聞は一見に如かず!本当に行ってよかった☆☆☆
次回行くときも、絶対に早朝参拝は外せないね。
ガイドしてくれたホテルマンのお人柄(地元愛)で、ますます伊勢が好きになったよ。
Commented by mamimi-loves-leo at 2016-10-24 15:35
ルルママさん。
ねー!行ってみないとわからないものねー!
いろんなブログの曖昧な感じ、ああ書くしかない雰囲気は
あの場に行かないとわからなかったわね。
いつかまた、喪服をばっちり決めて再訪しましょうね!