今月のレディースデー企画は 「悪人」 鑑賞。
先月3本も見たから今月は休もうか、
と言っていたのですが
深津恵里の受賞の報を受けて急遽決定。
長かった~~。
原作を読んでいないのだけど、
きっと原作はとてもいいんだと思う。
そして原作者が脚本も書いたので、
どのエピソードもどのフレーズも捨てたくなくて
詰め込み過ぎ。 手を広げ過ぎて、結果焦点がぼけた、と思う。
いくつものシチュエーションが細切れに数珠つなぎで、入り込めないうちに次に行く感じ。
1、2シーンしか出ない名優たちはとてもいい味をそれぞれ出しているけど
それぞれが「はまり役」過ぎて意外性なし。やっぱり上手いけど見たことある感。
それに比べると妻夫木くんは「はまらない役」過ぎ。
健闘しているけど・・・ムリ・・・。 屈折した孤独なガテン系カーキチ(古!)なはずなのに
可愛くてファンタジーの匂いがしちゃう瞬間多々。
深津さんは、やっぱり深津さん。既視感がある。初めて会った深津さんではない。
でも外国の方は深津さんを見たことがないから、驚いたのかな。
「瞳の奥の秘密」の紹介の中でおすぎさんが
『知ってる役者が一人もいないから先入観なく観られる』と言っていた、
私にとっては、まさにその真逆ということですね。
一番印象的で驚かされたのは、殺されちゃう役の 満島ひかり という女優さん。
何かでちょっと見たことある、ぐらいの人で新鮮だったこともあると思うけど、上手!
一見「可愛いだけ」の若い子のコワさ、アヤウさ、ズルさ、オモさ、カルさ、
何色にも演じ分けてさっさと死んじゃった。
彼女の出演ドコロは殆ど冒頭の部分だけなんだけど、その印象が135分観たあとでも一番強い。
千円で観たからまあいいけどね。
急遽の企画だったので、ランチを「その辺」で食べちゃったことが残念・・・
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# by mamimi-loves-leo | 2010-09-22 18:58 | お出かけ | Comments(8)